宮村優子(みやむらゆうこ)さん
『エヴァンゲリオン』シリーズの惣流(式波)・アスカ・ラングレー役や『名探偵コナン』の遠山和葉役などをつとめ、ドラマ出演や歌手としても幅広く活躍中です。
2004年に長女が産まれて、海外に引っ越すまでの数年間いっしょに読んでいました。最初は教材の広告かなと思っていたのですが、ちゃんとした絵本だと気づいて驚いた記憶があります。
私、親子ものにとっても弱いんです…。ゴンとおばちゃんのお互いを大切に思う気持ちに感動しました。好きなお話です。
絵本は昔から親しんでいます。幼い頃は家にあった『マドレーヌ』シリーズが大好きでした。『はじめてのおつかい』や『3じのおちゃにきてください』(いずれも福音館書店)もよく覚えています。娘が産まれてからは、自分がかつて読んでいた絵本を自然と手にとるようになりました。大人になってから知った絵本もあります。『おこだでませんように』(小学館)は何回読んでも泣けますね。
子どもたちはもう絵本は卒業してしまったのですが、いっしょに読んだ絵本だけは捨てられず孫のためにと大切にとってあります。
滞在していたオーストラリアでは日本語訳された絵本も発売されていたので、困ることはありませんでした。英語の絵本も挑戦してみましたが、息子はすっかり英語を忘れてしまったようです。
役としては心を入れましたが、目の前に子どもがいると想定してわかりやすく伝わるように読みました。ちなみに…私は読み聞かせだと悪者がどうしても「バイキンマン」一辺倒になってしまうんです。子どもに読み聞かせていた時は、悪者が出るとわざと「はひ~」って言っていました(笑)。なので、子どもたちは悪者はみんな「バイキンマン」だと思っていたようです。
おばちゃんやお母さん役はこれまであまり演じていなかったので、今回のねこのおばちゃん役はうれしかったです。吉本新喜劇の未知やすえさんを意識して読みました!
私、「ふわふわ」が大好きでして…。このボノロンの手の上に乗っかって飛び跳ねたり、ふかふか感を味わったりしてみたいです。「モフ~」って抱きついて、ボノロンのお腹でお昼寝したいです。