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おはなしボノロン おはなしボノロン

古川登志夫さん

古川登志夫(ふるかわとしお)さん

アニメ『うる星やつら』(CX) の諸星あたる役をはじめ、『ONE PIECE』(CX) のエース役、『ドラゴンボール』(CX) シリーズのピッコロ役など数々のアニメ・映画/ドラマ吹き替え・ラジオパーソナリティで大活躍中のベテラン声優さんです!

スペシャルインタビュー スペシャルインタビュー

編集部   古川登志夫さん

心に染み入る読み聞かせをありがとうございました。『思いだせない顔の巻』はいかがでしたか?

おとぎ話や昔話の中には、時に残酷であったり人間の醜い部分が露骨に描かれたりしているものがありますよね。そういったお話を小さな子どもに読み聞かせるのは疑問に思うこともありました。ボノロンは他者の痛みや悲しみを理解し、その思いを受け止めることのできるキャラクター。ボノロンのお話は人を大事に扱い、心に寄り添っているところがすばらしいなと思います。

古川さんご自身は、幼いころどんな絵本を読まれましたか?

僕は栃木県の生まれなのですが、東京のおばから「チャイルドブック」(チャイルド本社)をよくもらっていました。西洋風の雰囲気ある絵が好きで、バイブルのように毎日くりかえし読んでいました。その他にも教育熱心な父親のおかげで家にはたくさん本があり、幼少期から親しんでいました。

大人になってから絵本を手にすることはありましたか?

海外に行ったときに現地で見つけた絵本を親戚の子によくプレゼントしています。ワシントンで出会ったのは『Champ and Major : First Dogs』(日本未発売)。迷い犬が大統領に引き取られホワイトハウスに行くことになるというほほえましいお話でした。いわむらかずおさんの『14ひきのシリーズ』(童心社)も好きです。野の草花や昆虫たちの細やかな自然描写に心あたたまります。普段の生活の中でも、絵本はわりとなじみのある存在です。

読み聞かせは、いつもの声のお仕事と比べていかがでしたか?

キャラクター声優とは大きく違い、読み聞かせはとても難度が高いです。僕ら声優は声で伝えるスキルを身につけてきましたが、絵本の読み聞かせはそのテクニカルな読み方が通用しない気がします。ボノロンのやさしさ、あたたかさを伝えるには、学校の先生やお母さんの素朴な読み方のほうが子どもに伝わるのではと思いました。プロであればあるほど、持っているスキルを足し算していきたくなるものです。しかし読み聞かせでは引き算の演技が子どもの想像力をかき立てる。この塩梅が非常に難しいですね。

上手く読もうと肩肘はらずに、いつもの声でいいのですね。たいへん参考になります!
最後にひとつ質問です。もしボノロンが目の前にあらわれたらどんなお願いをしますか?

そうですね…ゴンのように犬とお話ができるようになりたいです。飼っている犬には演じたキャラクターの名前をつけているのですが、今いっしょにいるピッコロや旅立ってしまった犬たちに「うちに来てよかった?」と聞いてみたいです。
あと、ボノロンのように人の悲しみや喜びがわかる人間に僕もさせてください、とお願いしたいです(笑)。人の痛みを我がことのように共感することは、頭ではわかっていてもなかなか難しいことです。ボノロンのような心の持ち主に僕もなりたいです。

ありがとうございました!



ボノロンといっしょ。プロジェクト
『森の戦士ボノロン』
文・北原星望 絵・永山ゴウ プロデュース・原哲夫
(C)コアミックス, (C)ボノロンといっしょ。2007
COAMIX

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