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おはなしボノロン おはなしボノロン

中尾隆聖(なかおりゅうせい)さん

「それいけ!アンパンマン」(NTV)のばいきんまん役や「ドラゴンボールZ」(CX)のフリーザ役など数々のアニメ・映画・CMで活躍中!劇団の主宰もつとめています。

スペシャルインタビュー スペシャルインタビュー

   中尾隆聖さん

巨木の悲哀が伝わるような味のある読み聞かせをありがとうございました。『千年カヤの願いの巻』はいかがでしたか?

率直に良いお話だなと思いました。千年カヤは『にこにこぷん』(NHK ※中尾さんはぽろり役を担当)でいうところの”かしの木おじさん”を彷彿とさせるような佇まいで、見守られているような懐かしい気持ちで読んでいました。

普段の声のお仕事と比べて、読み聞かせはどんなところが違いますか?

どちらもあまり変わらないのですが、私は読み聞かせが好きです。主宰している劇団でも子ども向けのお芝居や読み聞かせを行っているのですが、目の前にいる子どもたちの反応にいつも楽しませてもらっています。

これまで読んだ絵本で印象的なものはありますか?

20年ほど前に『アンパンマン』のつながりでやなせたかし先生のお話を読む機会がありました。やなせ先生の『チリンのすず』(フレーベル館)というお話が大好きだったので、劇団の読み聞かせにお借りしたいと先生にお願いに行きました。劇団には若手もいますので、いろいろと勉強になるかと思いまして。
すると先生は「君が読むならいいよ」とおっしゃったのです。「子どもには本物を聞かせてあげてください」と。若手に読ませようと考えていましたので思わぬ言葉にドキッとしました。そのひとことは忘れられないですね。今でも『チリンのすず』は夏になると読ませてもらっています。

子どもたちと接する場面はその他にもありますか?

子どもたちに関わる仕事を生業としていますので、なにか返せることがしたくて親子劇場を開設しました。劇団で使用している稽古場を使って、毎年夏に無料で子どもたちを集めています。
最初は近所にチラシを配って案内しても本当に来てくれるか不安でした。でも、はじめての日に3人の子どもたちが手をつないで入口で待ってくれていたのです。その姿がうれしくて忘れられません。この時の気持ちがあるから今まで続けて来られたと思います。

親子劇場は生の反応が感じられそうですね。

親子劇場は勉強になることがたくさんあります。小さな劇場ですので、たくさん人が入れるように2階に親、1階に子どもと分けて入場してもらったことがありました。すると子どもの反応が全く違うのです。親と別々だと子どもは笑わない。親といっしょだと反応が良い。親が笑うと子どもが笑うんです。子どもが笑うと親も楽しい。そういうことかと。親子でいっしょに過ごす時間の大切さが心からよくわかりました。

すごくいいお話です…子どもは正直ですね。

それがわかってからは、混んでいてもいっしょに観てもらっています。騒ごうがなにしてもいいんです、いっしょの時間があることが一番ですから。

ところでボノロンは誕生15周年を迎えましたが、中尾さんが15歳の頃はどんな少年でしたか?

この仕事をはじめていましたので、早く先輩たちに追いつきたいと思っていました。先輩たちはみんな憧れです。児童劇団出身で、ラジオドラマでこの世界に入りました。「声優」は当時まだ意識しておらず、お芝居をがむしゃらにがんばっていた頃ですね。

最後の質問です。もしボノロンが目の前にあらわれたらどんな願いごとをしますか?

今は「コロナをやっつけて!」のひとことですよね。早くみなさんの元に日常が戻るといいなと思います。



ボノロンといっしょ。プロジェクト
『森の戦士ボノロン』
文・北原星望 絵・永山ゴウ プロデュース・原哲夫
(C)コアミックス, (C)ボノロンといっしょ。2007
COAMIX

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