サイト内
ウェブ

おはなしボノロン おはなしボノロン

甲斐田裕子(かいだゆうこ)さん

洋画の吹き替えやナレーター、アニメ・舞台で活躍中。2019年、第13回声優アワードにて「外国映画・ドラマ賞」を受賞した実力派です!

スペシャルインタビュー スペシャルインタビュー

   甲斐田裕子さん

『ロップと雲のせいれいの巻』はいかがでしたか?

『蜘蛛の糸』(芥川龍之介)を彷彿とさせるストーリーでした。いい行いをすると自分に返ってくる、率先して人を助けることが大事だよ、ということがわかるいいお話ですね。

今回のボノロンは「せいれい」が登場していつもとは少し趣向を変えたお話でした。

日本昔話にもありそうですよね。昔からおとぎ話をよく読んでいたのでこういった世界観は好きです。ボノロンは大人の心にも訴えるお話が多いですよね。少し難しいテーマでも子どもにわかりやすく伝えている絵本だと思います。

よく読んでいた絵本はありますか?

『スイミー』(レオ・レオニ、訳:谷川俊太郎、好学社)が一番記憶に残っている絵本です。もう少し大きくなってからは『ウォーリーをさがせ!』(マーティン・ハンドフォード、フレーベル館)も楽しんでいました。祖母といっしょに住んでいたので、絵本は祖母によく読んでもらっていました。

読み聞かせと普段のお仕事と、違うところはありましたか?

絵本の読み聞かせは初めてでした。絵はあるけど動いていないことが一番の違いですね。おばあさんにお父さん、村人と役が多いのでどうしよう!と不安でしたが、お母さんが子どもに読み聞かせるものと考えれば明確なキャラクター分けはなくてもいいのかなと思いました。子どもの目線でわかりやすく語りかけるように読みました。

たくさんの登場人物を演じる上で、なにか気をつけていることはありますか?

演じ分けに関しては、以前声優の平田広明さんから教えてもらったことを思い出しました。日本の能を現代版にアレンジし朗読する舞台でナレーション・静御前・亡霊役を演じていたのですが、平田さんから「自分で映画を撮っているように映像を思い浮かべるといい」と教わりました。ここはナレーション、ここはこの役とカメラワークを自分で切り替えるのがいいと。なので、今回のナレーションもロップたちといっしょに動いているように意識して読みました。

なるほど、自分でカメラを回すことで役の切り替えができるのですね。ところで、声のお仕事を目指すようになったのはいつ頃からですか?

中学生の頃に声優という仕事があると認識しました。それまでは絵がしゃべっていると思っていて(笑)「声の出演」のテロップを見て初めて気づきました。その後高校で演劇部に入り、お芝居は続けたいなと考えるようになりました。同じ部の友だちも声優を目指すというので「じゃあ私も!」とついていき、今に至ります。

演劇部に入ろうと思ったのはなぜですか?

中学で廃部寸前の演劇部に入っていました。最初は友だちに名前だけ貸している状態だったのですが…。実はシャイな子で、授業で手を挙げるにも息を整えてから出ないとできないくらい人に注目されることが苦手だったんです。
でも演劇部でやむなく舞台に立った時に先生たちが「いい声してるのね」「大きい声出せるじゃない」と褒めてくれて。嬉しかったですね。
高校ではイラスト部に入っていたのですが、演劇部だったことを聞いた周りの子たちが「やってみない?」と声をかけてくれて入部しました。

周りの人の後押しが甲斐田さんの未来を変えていったのですね!
それでは最後の質問です。もしボノロンが目の前にあらわれたらどんなお願いをしますか?

地球のみんなが仲良く暮らすにはどうしたらいいのか聞いてみたいです。あとは…温泉が好きなので、家のそばに温泉をひいてもらいたいな(笑)

それは最高のお願いですね!ありがとうございました。



ボノロンといっしょ。プロジェクト
『森の戦士ボノロン』
文・北原星望 絵・永山ゴウ プロデュース・原哲夫
(C)NSP2005, (C)ボノロンといっしょ。2007
COAMIX North Stars Pictures

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。