あけましておめでとうございます。マレーシアからの新年のご挨拶です。本年もどうぞよろしくお願い致します。
今はマレーシアだが、今年も海外が多くなりそうだ。一昨年春にニッコールクラブの顧問を辞めた。後ろ髪を引かれる思いもあったが、海外取材をもっとしたいと思ったのが，大きな理由である。写真家はいつでも自分の対象を撮影できることが最も重要なのである。そうはいってもカスミを食べて暮らすわけにはいかないのだが、歳は容赦なくとっていくわけで、体力のことを考えると、今、自由にならなければ、もうチャンスはないと思った。一昨年の秋頃から、年間100日の海外撮影を目標にすることにした。
久し振りにテレビの仕事をしている。元来、虫のことを話すのは大好きで、こんな番組に関わってみたいと思ったことが、実現している。今回は長い取材で、SSPの理事会や前から決まっていた講演のために1週間ほど帰国するけれど、取材は2月初めまで続く。2月末から3月にかけてもテレビの企画があり、アフリカにも行くかもしれない。5月の連休明け頃にマダガスカルツアーを計画していて、実現すれば2008年以来のマダガスカルとなる。
3月末から4月初めに東京と大阪のオリンパスギャラリーで蝶の写真展も行う。そして8月は小諸高原美術館での写真展と，子どもたちに生きものの写真をとってもらう「生きもの写真リトルリーグ」を行う。生きもの写真リトルリーグは次世代の生きもの写真をになう子どもたちを育てようというもくろみもある。今年で第3回目、是非とも成功させなければならない。写真はマレーシアの野鶏
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