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海野和男のデジタル昆虫記

カブトムシを魚眼で Allomyrina dichotoma

カブトムシを魚眼で Allomyrina dichotoma
2016年07月23日

 毎年カブトムシがいる林に行ってみたら,昼間でも樹液にカブトムシのオスがいた。M.zuiko.digital8mm魚眼で撮影してみた。デジタルになって最初の頃,15年ほど前は撮像素子が小さいのに,対応する魚眼が無く,フルサイズ用の魚眼をAPSCに付けていた。ちょうどテレコンを付けたような結果となる。その方が楽に撮れ,魚眼の歪みも軽減されたので結果はよかったと思った。ぼくがそんな使い方をしていて、他の方もそれにならい,昆虫撮影で魚眼というと,テレコンを付けてというのが一般的になった。
 その後、APSCやマイクロフォーサーズ用の魚眼も出たのだが、やはりテレコン付きで使った。でも考えて見たら,ぼくの魚眼写真の原点は、フイルム時代に魚眼をそのまま使っていたのだ。昨年にM.zuiko.digital8mmが発売され,テレコンを付けられないので、魚眼単体で使うことも多くなった。今年は魚眼写真はほとんどを魚眼レンズ単体で使っている。
 魚眼にテレコンを付けるとが書くが狭まるわけだが、それはトリミングしたのと結果はほぼ同じになる。ただマイクロフォーサーズは画素数が少ないので,トリミングするとずいぶん画素数が減ってしまう。昨年から今年にかけてマイクロフォーサーズは画素数が2000万画素になってきた。ファインダーで確認しながら撮りたいので、デジタルテレコンを使えばよいと思ったがデジタルテレコンは2倍しかない。なんで1.4倍がないのかなと思う。
 写真は魚眼単体で撮影したもので,上はノートリ、下は1.4倍テレコンを付けたサイズにトリミングしたもの。
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