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海野和男のデジタル昆虫記

ソニーRX10 Ⅱレポート

ソニーRX10 Ⅱレポート
2015年10月01日

 ソニーRX10 Ⅱを購入して2ヶ月経った。写真は数枚撮っただけで、もっぱら高速度カメラ代わりでビデオを撮ってきた。
このカメラで従来は高価な業務用のカメラでしかできなかった高速度ビデオが撮れるのである。
 ソニーFS700という80万円ぐらいするビデオカメラと同じ240fps、480fps、960fpsが撮れる。フルHD記録もFS700が60Pまでだが、RX10は120fpsで撮り続けることができると、ビデオカメラとしてはかなりすぐれものだ
 高速度になるほど画素数は落ちる。画質優先モードで480fpsで1,676×566。これはぼくが使ってきた産業用のHDカメラ(700fps)と近い。しかし960fpsだと1,136×384となってしまう。横はともかく縦はSD以下である。撮影時間は2秒のみ、再生すると480fpsでは40秒となる。
 撮影方法はフレームレートなどを設定したあと、HFRに入れ、OKを押すと2秒後に撮影OKとなる。ピントは最初に合わしたところから動かすことができない。たとえば、トンボのホバリングを見つけてピントを合わせてからOKボタンを押して2秒後に動画ボタンを押すと前2秒間を再生する仕組み。ホバリング中でも場所は少しは移動するから、2秒後の位置などを予想してカメラを動かさねばならない。広角はまだピントが深いが、望遠となるとかなりきつい。
また高速度モードでは画角が狭まるから、広角感がたりない。望遠も200mmなのだが、まったく不足。また寄りも物足りない。そこで利用したのがオリンパスE-10用のワイコン、テレコン、マクロコン。これはいずれも大変品質の良いもので、マクロコンバーターなどはビデオカメラには付けっぱなしにしていたほどだ。マクロコンにカビがきたので分解してみたら高品質のレンズが3枚使われていた。これだけの高性能のマクロコンバーターは世界にも例を見ないと思う。
オリンパスのテレコン利用の動画は
オオルリボシヤンマ
マダラヤンマ
ギンヤンマ

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