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海野和男のデジタル昆虫記

魚眼レンズと魚眼コンバーター

魚眼レンズと魚眼コンバーター
2015年08月23日

 地面で吸水するミヤマカラスアゲハを魚眼と標準ズームのフロントに魚眼コンバーターを付けたレンズで撮り比べた。アングルが違うので単純に比較はできないが、魚眼だと地面近くで撮ったり、画面内に直線的な被写体があると、大きく湾曲する。
 魚眼コンバーターの場合直線的な被写体を画面中央に持ってくれば、歪みはあまり感じられない。魚眼コンバーターでは画角は魚眼レンズに1.5倍テレコンを付けたぐらいになるのが普通だから、魚眼レンズで撮ってトリミングしたのとさほど変わらないのだが。最初から1.5倍テレコンがついたような設計のレンズはないものかと思う。
 超広角を使えばよいと考えるだろうが、接写域では昨日のアサギマダラの写真でわかるように、高性能なレンズを使っても画面が引っ張られたようになる。これは考えたら当たり前のことで、被写体に近いほどレンズ中心から被写体までの距離が画面の端と中心では大きく異なるからだ、魚眼レンズでは、レンズ中心からの距離は超広角よりも接写になれば均一になるのである。
ミヤマカラスアゲハの飛翔を480fpsでスーパースロー動画をアップしました

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