林明輝さんから「空飛ぶ写真機」という立派な写真集を頂いた。発売は5月14日。
自作の大型マルチコプターにフルサイズ機を載せて、日本各地で撮影した素晴らしい写真が満載だ。風景写真というと、従来は三脚にカメラを据えての撮影だから、撮影ポイントも限られ、その結果似たような写真が多くなった。
林さんは新天地を求め、空撮で日本の風景を切り撮りはじめたのだ。マルチコプターの操縦をして、思う場所からの撮影に成功している。時間を十分にかけ、計算尽くの撮影がなされているようだ。行ってすぐ撮るといったスタンスではなく、下見に十分な時間がかけられていると思う。
物珍しさだけではない。林さんのかっての写真集と同じように、彼自身の美意識や、自然観が写真ににじみ出ていて、あ、林さんの写真だとわかるものも数多い。まずは百聞は一見にしかず、本屋でのぞかれるとよいと思う。
空飛ぶ写真機～ドローンで見た日本の絶景～という写真展も行われている。5月14日まで春夏編、15〜28日まで秋冬編
lytro動画山里の春をアップしました
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