サイト内
ウェブ

海野和男のデジタル昆虫記

カラーポジの退色

カラーポジの退色
2015年04月21日

 このところ、1969年のポジを連載で入れてきた。今までのフイルムは何だかわかっただろうか。46年後のフイルムの状態を見て欲しい。
 昨日までのフイルムはサクラクカラーリバーサル100である。多少、色あせていたので少し彩度や色味を調整した。
 今日はマレーシア北部のアロールスター時計台。フイルムは,同時代のフジのリバーサルフイルムである。この2枚の写真、下が変色したものである。とてもカラーフィルムとは思えないほどの退色ぶりだ。さすがに,色調整しても,元の色を取り戻すのは不可能だ。そこで、モノクロにしてしまったのが上の写真だ。
 1970年代後期から,フジが素晴らしいリバーサルフイルムを出し、コニカは結局21世紀に入ってフイルムから退出したわけだが、1960年代はあきらかにサクラカラーリバーサルの方が上であったと思う。 

前日
翌日

お知らせ

単行本

連載

◎過去の小諸日記

海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見

プロフィールページのアドレスへ

掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2024 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。