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海野和男のデジタル昆虫記

マレーシアで昆虫の児童書を作る

マレーシアで昆虫の児童書を作る
2015年03月09日


 マレーシアで昆虫のこどもの本を作り、マレーシアで昆虫少年を育成したいという計画、昨年は擬態で数を覚える絵本(Where is the Insect)と、はじめてで会う素敵な昆虫(My first fascinating insect book from Malaysia)という本を製作。
 マレーシアはこどもも英語が読めてしまうのが当たり前だから、昆虫本のようなマイナーな児童書の科学書は、海外のものがほとんど。現地のものはない。
 ぼくが50年近くも通い続けるほど素晴らしい昆虫がいる国だから、やはり、現地の昆虫で本を作らなければと思い立った次第だ。
 今年はチョウの一生の本を作ろうと思っている。取り上げるのは日本ならアゲハだろうが、マレーシアならキシタアゲハだと思う。孵化、脱皮、蛹化、羽化は必須であろう。ペナンバタフライファームをベースに作るので、自分で育てて撮影するのと比べればずっと簡単ではあるが、それでも孵化や蛹化などの撮影には、それなりの時間と忍耐がかかる。今年はバタフライファームは休館しているが、飼育は勿論続けているので、逆に撮影しやすいかもしれない。何回かバタフライファームに長期滞在して撮影しようともくろんでいる。写真はヘレナキシタアゲハの卵、幼虫、蛹、成虫。卵や蛹は1mぐらいに伸ばしても大丈夫なように深度合成で撮影したもの。

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