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海野和男のデジタル昆虫記

新しいレンズとストロボ

新しいレンズとストロボ
2014年11月22日

オリンパスやパナソニックのマイクロフォーサーズカメラで唯一不満だったのが、外付けストロボが連写に対応していないことだった。ニコンやキャノンで当たり前のことである。メッツやニッシンなどサードパーティー製のマイクロフォーサーズ用ストロボはどうなのだろうかと、とても気になっていた。
今度オリンパスからテレコンセットもあるED 40-150mm F2.8 1.4X テレコンバーターキットがまもなく発売になる。防塵 防滴である。それでなおさらストロボが気になっていたのだ。
このレンズは、夏に試作機を使わせてもらって、その性能の高さにびっくりした。最短撮影距離が70cmと短く、最大撮影倍率はフルサイズ換算で0.4倍を超える。ほとんど昔のマクロレンズなみである。テレコンを使えばさらに倍率が高くなるからシジミチョウだって画面いっぱいと言うことになる。テレコンを付けても画質低下はまったくないと言って良いぐらいだし、望遠系ズームとしては群を抜いた性能と思った。なにしろMTFなどフォーサーズ用の高級レンズより良いらしい。値段が発表されたようだが、性能に比べて格安とびっくりした。安いのはありがたいが、もっと高くてもよいのにと思ってしまうぐらいだ。
さて、今度のアフリカに持って行きたいが、ストロボが困る。ストロボを使わなくても勿論良い写真を撮れるが、やはりぼくの場合はストロボは命である。そこで思い切ってニッシンデジタル i40 フォーサーズ用というのを試してみた。
これまた素晴らしいストロボであるようだ。光量を1/64にして、秒10コマ連写してみたが、何と50枚以上追従してくる。実際1/64光量なら64枚まで行くのが当たり前というのが、ぼくの理論であるが、それが実現しているのにびっくりした。メーカーのスペックを見てもそのあたりをうたっていないので、一体どうなのかは使って見ないとわからない。性能を見て、宣伝が下手だなと思ったのである。なにしろ、OM-Dで、不満の声を聞くのは、ほとんどストロボに関してだから、余計にそう思う。

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