今日は雨。
雨に濡れた庭のアスターコリアナをライカとツアイス、そしてE-1専用のマクロで撮り比べてみた。
三脚を使って花の右側の水滴にピントを合わせた。上からマクロエルマリット60mm2.8、中央はSプラナー60mm2.8、下がDigital Zuiko50mm2.0だ。絞りはいずれもF2.8,だいたい1/2倍(35mm換算等倍)三脚を使った。
右側はピクセル等倍で水滴の部分を拡大したもの。フレアーが一番少ないのはやはりE-1用のマクロレンズだ。こうしてみるとコントラストが極めて高いレンズのように思う。シャープさも予想通り高い。フレアーがないので背景がかぶらずにくっきりとする。逆光では更に差が出るだろう。コントラストが高いのはついでエルマリットだった。
面白いのは色傾向だ。この写真は彩度+1で撮影したが、ズイコーが一番彩度が高い。ついでプラナー、エルマリットはやや地味な描写をする。けれど実際の色はエルマリットが近いかもしれない。
E-1のマクロは色は定評あるツアイスを、シャープさで定評あるライカを双方で越えているようだ。シャープでコントラストが高いレンズは当然優れたレンズだが、優れたレンズが撮影者の好みに合うかは別問題かもしれない。
◎Be-PAL 今月号はE-1で撮る水
◎コマーシャルフォト E-1で4ページ
◎今日のどうぶつ奇想天外はボルネオ。E-1もボルネオで活躍しました。
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