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ガンダムを通して未来の可能性を描く!大阪・関西万博「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」体験レポート

  • 2025年6月11日
  • Walkerplus

2025年10月13日(月)まで開催中の大阪・関西万博で人気のパビリオンのひとつ、「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」。ガンダムを通して未来の可能性を描くパビリオン体験として、ガンダムシリーズが描いてきた「宇宙での暮らし」や「まだ実現していない科学技術」を新たな未来の可能性として捉え、新作映像とパビリオン空間による没入体験を届けるという内容となっている。
大阪・関西万博「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」
大阪・関西万博「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」


パビリオン前には、高さ約17メートルの実物大ガンダムが鎮座。宇宙と未来に向けて手を差し伸べるポーズで来場者を迎え、「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」で使用されていた“動くガンダム”を再利用しているとのこと。
高さ約17メートルの“宇宙と未来に向けて手を差し伸べるポーズ”をする実物大ガンダム
高さ約17メートルの“宇宙と未来に向けて手を差し伸べるポーズ”をする実物大ガンダム


ちなみにこのガンダム、大阪・関西万博仕様ということで、新たな装甲に加え、全3カ所に大阪・関西万博の公式キャラクター・ミャクミャクのイラストが描かれていて、いわゆる“隠れミャクミャク”として来場者を楽しませている(「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」へ入場した人にしか見えない部分にいるミャクミャクも!)。
隠れミャクミャク
隠れミャクミャク


「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」のあらすじは、以下のとおり。所要時間は約40〜50分の全8phase(0~7phase)からなる物語となっている。

西暦2150年。夢洲を訪れたあなたは巨大宇宙ステーション「スタージャブロー」の見学ツアーに参加する。ハロに導かれ軌道エレベーターに搭乗。地上3万6000キロの高みを目指す旅がはじまる。静止軌道を周回するスタージャブローではさまざまなモビルスーツが、さらに深遠な宇宙へ進出するために活躍していた。そのとき突然、事件が発生する。除去作業中のスペースデブリに異変が生じたのだ……!
「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」のキービジュアル
「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」のキービジュアル


館内に入ってすぐ、エントランスのモニターでは、宇宙世紀の世界観を再現すべく研究開発を進める「GOIC(GUNDAM OPEN INNOVATION CONSORTIUM)」の活動が紹介。スペースコロニーや地球復興にモビルスーツが使われる未来や、「宇宙での暮らし」や「まだ実現していない科学技術」が実現された世界が描かれ、これから始まる宇宙の旅への期待が高まる。
ハロから宇宙での体験について説明を受ける
ハロから宇宙での体験について説明を受ける


その後、軌道エレベーター乗り場の前で、ハロから宇宙での体験について説明を受け、そのまま軌道エレベーター内へ。軌道エレベーターは、地上(大阪・夢洲の「夢洲ターミナル」)と静止軌道ステーション「スタージャブロー」を結ぶもので、外には「スタージャブロー」まで軌道エレベーターをつかんで移動しようとするモビルスーツの姿も。

「スタージャブロー」に到着すると、モビルスーツたちが平和利用され、宇宙で働く様子を目にする。しかしその最中、スペースデブリの一部が突如として暴走。来場者は、急いで「緊急退避ポッド」へと避難することに。
スタージャブローのシーン
スタージャブローのシーン


しかし、このスペースデブリが実は「MSN-X17 ジオング タイプMA」だった。そして、「緊急退避ポッド」の外では、「MSN-X17 ジオング タイプMA」からグラスフェザーという装備をつけたガンダムが活躍し、来場者を守ってくれることに。
MSN-X17 ジオング タイプMA
MSN-X17 ジオング タイプMA


無事に大阪・夢洲の「夢洲ターミナル」へ帰還。退避ポッドを出ると、宇宙と未来に向けて手を差し伸べるガンダムと“再会”し、物語は終了する。

なお、「機動戦士ガンダム」総監督の富野由悠季さんによると、「『GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION』でご覧いただいたものは、言ってしまうとまだ全部夢物語です。夢物語なんですけれど『そういう可能性があるのだから未来に対して絶望しないでいただきたい』と、言えることが大事なんです。(中略)未来が真っ暗ではないという感触を得られるのはとても大事なことです。そういう未来に繋がる研究やビジョンに触れると、50年100年たっても人類の未来のためにやるべき仕事があるんだという希望を感じることができるのです。そういう意味で『GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION』が、大阪・関西万博という場所で展示されるものとしては、素敵なものになっているのではないかと思います。多くの人に見ていただいて、人類の未来と可能性についての認識を高めていただければ幸いです」とのこと。
【写真を見る】後ろから見た実物大ガンダムの迫力
【写真を見る】後ろから見た実物大ガンダムの迫力


「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」の感想としては、ガンダムファンはもちろんのこと、最大で奥行18メートル高さ8メートル超の映像と、触覚提示技術(ハプティクス)により全身に繊細かつ臨場感あふれる感触を届ける「Haptic Floor」のおかげでガンダムのことをあまり知らない人もアトラクションとしてとても楽しめるものに仕上がっていた。

ハロやモビルスーツと冒険し、“人類の未来と可能性についての認識を高めるため”に、大阪・関西万博を訪れる人は「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」にも足を運んでみよう。

(C)創通・サンライズ

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