サイト内
ウェブ

【漫画】「雨は速く走れば避けられる」!?昭和の子供は梅雨の日も超元気!懐かしくてたまらない“思い出漫画”

  • 2023年5月31日
  • Walkerplus

昭和を思わせる世界観を舞台に、子供時代の“あるある”を切り取った漫画『しなのんちのいくる』をSNSに投稿している漫画家の仲曽良ハミさん(@nakasorahami)。Instagramのフォロワーは17万人にのぼる。

『しなのんちのいくる』の主な登場人物は、生意気盛りの男の子「いくる」、中学生の姉「しなの」を中心に、その家族や個性豊かな友達たち。どこにでもいるような親しみあふれるキャラクターたちが繰り広げる、思わず「あった!あった!」と言いたくなる日常の1シーンを切り取り、ギャグタッチで描いていく。

今回は、梅雨のジメジメを吹き飛ばす5つの作品をご紹介!仲曽良さんに作品についてのひと言ももらった。



■雨の日の挑戦!「傘なんかいらねぇ」
子供は、どんなものでも遊びに変えてしまう。雨の日もそうで、傘を忘れてしまったいくるは“どれだけ濡れずに帰宅できるか”という遊びを思いつく。1人で遊び騒ぐいくるの様子がなんともかわいらしい作品。

「『速く走れば濡れない』と本気で思っていましたし、よく見れば雨を避けれるとも思っていました…おバカですね(笑)」

■「飛べる」と一度は思う!「飛びたかったあの頃(幼年期)」
想像力が豊かな子供時代、多くの人が一度はひらめいたのが、“傘を開いて高いところからジャンプすれば空を飛べるかも”という発想。その夢に、幼少期のいくるが挑戦する!

「テレビか何かで観たのだと思います。ふわふわと気持ちよく降りる予定でしたが、無理でした。難しいもんですね」

■夢の仕業か?それとも…「夢の中でしたらアウトなやつ」
幼い頃の1番の悩みが「おねしょ」だった人も多いはず。寝る直前に水分を摂りすぎないようにしたり、トイレで用を足したりと、いろいろな対策を講じて最悪の自体を避けようとするが、思わぬところで失敗してしまうものだ。いくるも“夢の仕業”により、ミスを犯してしまう!

「おねしょをしてしまったときは、8割がたこの夢を見たときでした。大人になった今でも、この夢を見たときは焦ります(笑)」

■とある夏の日の母子の話「お母さんのアイデア」
『しなのんちのいくる』にたびたび登場し、いつも大活躍しているのがいくるとしなののお母さん。たくましさと優しさを兼ね備えたお母さんは、猛暑の中で一生懸命ジョウロで遊ぶいくるのために、少しでも涼をとれるようなアイデアを思いつく。大胆な発想に思わず笑ってしまう作品。

「このオーバーオールは気に入って着ていましたが、実物はもっと短く切られていて、座るとパンツがはみ出ていました。今思っても大胆ですよね(笑)」

■誰の船が生き残るのか?「用水路でレース」
自然も立派な遊び道具にしてしまう、いくるたち。ある日、いくるたちは船に見立てた葉っぱを用水路に浮かせるレースを開催。水の上でゆらゆらと流れる自分の船を眺めながら、その行く末を見届けようとする子供たちに、次々と困難が訪れる。

「学校の帰りはこの遊びをよくやりました。かなり遠回りなので、家に着くまでに2時間くらいかかりましたね(笑)。でも、楽しかったです!」

どこまでも愛くるしく、おバカな子供たちに笑ってしまう今回の5作品。次は、どんなストーリーで楽しませてくれるのか?乞うご期待!

取材・文=橋本未来

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2024 KADOKAWA. All Rights Reserved.