青山学院大学に在学する現役女子大生で、演技やバラエティなどマルチに活躍している中川紅葉さんによるエッセイ連載「ココロすっぴん」。かなりの読書家で、大学生・タレント・インフルエンサーなどのさまざまな顔を持つ彼女が日々感じたことを、忖度なく書き綴ります。
■#12「推し事、してますか？」
1ヶ月ぶりになってしまいましたね。お久しぶりです！
今回で12回目。普通に書いてきたつもりでしたが、やはり回を追うごとに迷いが出てきて。皆さんの感想をサーチするのが好きなのですが、当たり前に「第○回目の話が好き！」という声が様々で、テーマを迷うことが多くなっていました。
前回、「推しのエッセイが読みたい」というツイートを見つけたのですが、誰かが気にして待っていてくれたということに、勝手に気持ちが軽くなりました。ツイートした覚えのある方、マジありがとう！(笑)
それで、今回は。皆さんには、推しはいますか？という話がしたいのです。
知っている方も多いかと思うのですが、私はお笑い芸人のEXITさんが大好きです。そして、兼近大樹さんが好きです。大好きです。大学に入学した2019年から応援させていただいてるのですが、今年で4年目。もう、飽きることがないどころかラブが増すばかり。
兼近さんが雑誌で特集されたとの情報があれば、必ず発売日に手元に届くようにAmazonで予約するし、書かれた小説はその日に読み切りました。大きなポスターが渋谷TSUTAYAに貼られていた時は、大晦日に行って一緒に写真を撮ってきたり。ルミネtheよしもとに行った時は何個も持ってるのに絶対毎回EXIT靴下を買うし、プロデュースブランドの服も買う。
少しではあるけれど推しにお金を使って、推しがめちゃくちゃ人気なことを会社の人に分かってほしい。そしてもっとTVやYouTubeで推しの姿が見られたら幸せ、という最高に限界オタクの思考になっているのです。
■推しがカッコ良すぎて、もはや自分が推しになりたい
推しのことが好き！と言いすぎてなのか、推し運が非常に強いという自慢がしたい。ここまでで既に会話についてこられない方がいることは承知ですが、話しますね。
2019年にミスコンに出場した時の表彰式でのMCがEXITさんでした。ただの大学1年生だった私は「芸能活動をすればEXITに会えるんだ....すげえ.....」と安直素人感丸出しで芸能を志すようになります。
2020年、事務所にも所属していないにも関わらず一度お仕事でご一緒し、1年後の2021年には、自分が観ていたEXITさんの冠番組に呼んでいただきました。そして今年、その番組のナレーションをさせていただくことに。もちろん番組でも、そして裏でも「兼近さん愛」を毎回伝えすぎて、スタッフさんにEXITさんのツアーライブ福岡公演に連れて行っていただいたりもしました。いや、どう考えてもおかしい。シンプルにオタ活が上手くいきすぎていて自分が1番驚いています。
兼近さんのどんなところが好きか。そりゃもう色々あるんですがとにかくお優しくて誰も傷つけない所が素敵ポイントなのです。お忙しい中、収録前に中川のSNSをわざわざチェックして話題を振ってくださる優しさ。そんなの、みんな好きになっちゃいません？そういうところに人間として、そして芸能人としてカッコ良さを感じてしまいます。
「推しがカッコ良すぎて、もはや自分が推しになりたい」と思ってしまうタイプなのですが、皆さんはどうですか？
兼近さんに倣って、皆さんが送ってくださったリプは取りこぼしのないよう全てにいいねをしたり、お返事を送ったり、できるだけしている、つもりです。自分が推し活をしているからこそ、自分を推してくれる方の大変さ(本人は大変だと思っていなくても)が分かるし、とっても幸せなことだと思います。
中川への推し活、もちろん最高に嬉しいですが、推しがいる読者の皆さんと何か共通点があったらいいなと思います。
■ヒトコト
最近、同学年や年下の女の子にフォローしてもらうことが多く、推し活の新しい文化に触れています。私の写真を印刷して、周りにレースやパールをつけて鞄にぶら下げるという「ブロマイドデコ」というものをしてもらったり、動画を編集して繋げて「歌詞動画」というものを作ってもらったり。
私が高校生の時ってこんなの流行ってなかったぜ…てか私はTikTokすらダウンロードしてなかった気がする…。いやもうすごい。何もかもが変わっている。
そんな風に可愛くアレンジしてもらって、それを送ってくれる皆さん、ありがとうございます！私も兼近さん可愛くデコってみようかな。
