サイト内
ウェブ

イソウカイって何⁉︎同人誌売ってたら謎の客が来て広報漫画を依頼された件について、作者の永田礼路さんに聞いた

  • 2023年4月6日
  • Walkerplus

漫画家の永田礼路( @nagatarj )さんが描く「医総会マンガ」がTwitterで2023年4月現在4.8万件のいいねを獲得、またpixivでは2023年2月の月例賞優秀賞を受賞した。広報漫画なのに。ウォーカープラスでは、今話題の「医総会マンガ」について制作秘話を永田さんにインタビュー、「医総会」の魅力についてたっぷり語ってもらった。そもそもイソウカイって何なのか。その正体に迫る。

すべてのはじまりは2022年11月27日開催のコミティア142から。コミティアというのは、同人誌即売会のこと。よく耳にする「コミケ」と異なるのは、コミティアでは一次創作、つまり作者のオリジナル作品のみを取り扱う点だ。永田礼路さんはプロの漫画家として、以前より自身の作品をコミティアでも販売している。この日も永田さんは、新刊「(クレイジーカニ漫画)ピンノ太郎の鬼退治」や、現在連載中の大作「螺旋じかけの海」などの既刊を携え参加していた。

そこに、とある「お客様」が現れる。同人マナー完璧なその紳士にすいっと差し出された名刺を見ると、なんと!医学会のガチ目の偉い人。だった。漫画家であると同時に実は医師でもある永田さんの背筋が伸びる。「お願いが……」その偉い先生は永田先生をじっと見つめると、一言。「学会の広報にご協力を」
「は?」

■医総会とは日本医学会総会のこと。医学と医療の国内最大のイベントだ
医総会の正式名称は日本医学会総会。全国の医師が集まって勉強会をする『学術集会』と、一般向けに最新の情報を紹介する『博覧会』が併催される医学と医療の国内最大のイベントのこと。

前述の通り、永田さんは漫画家であり医師でもある。お医者さんなのでもちろん学会に所属している。ところがしかし、お医者さんの学会というのは専門ごとに、例えば日本眼科学会、日本小児科学会といったように分科会という名でそれぞれ存在し、その数は142にものぼる。つまり、学会というのはたくさんあるのだ。基本的に、医師は自身の専門に関連する学会に加入し、自分が所属している学会以外のことはあまりよく知らないのだそう。

日本医学会というのは、医学全体を対象とした医学系で最も大きい学会のこと。つまり、医学系学会のいわばラスボス、といったところだろうか。
その日本医学会が、4年に1度開催している総会が2023年、つまり今年行われる。医師向けの専門的な学術集会だけでなく、一般の方が参加できるイベントもいろいろと企画されている、まさに医者万博。
一般向けの博覧会は、2023年4月15日(土)から23日(日)まで丸の内、有楽町エリアで開催されるリアル博覧会と、2022年11月1日からオープンしているオンライン博覧会の2本立てによるビッグイベント。医師が集まる学術集会は、4月21日(金)から23日(日)まで東京国際フォーラムで開催。第31回日本医学会総会が正式名称。
それがまさに「イソウカイ」の正体なのだ。

■いじって、いじって、いじり倒す!ディスり広報爆誕
そんなわけで、コミティアにて偉い人にスカウトされ、第31回日本医学会総会 博覧会の広報漫画を執筆することとなった永田礼路さん。まずは医総会のホームページをチェックしてみた。しかし、初手でいきなり大きな壁にぶち当たる。なんと、コンテンツが多い上に、マニアックすぎて一般向けにはなかなか宣伝が……難しかったのだ!

マニア度高すぎるコンテンツをどう一般の方に宣伝しよう、永田さんは不安を抱えたまま医総会の先生方とのオンライン会議の日を迎える。いざ、会議本番。と、そこにいたのはTwitter界の有名人「ツイ廃の先生」だった。ヤンデル先生ご登場。驚きを隠さない永田さんに、先生は奥の手を解放した。「いじるのもディスるのも、アリで」「まじで?」
かくてディスり広報は爆誕することとなる。

えらい人いじり倒し権をゲットした永田さんはまるで水を得た魚。本領を発揮し、心置きなくいじって宣伝!そうして誕生した「医総会マンガ」は永田さんの華麗ないじりスキルにより、多くの人の興味を引いた。「医総会」と聞いてもなんだか難しそうなイメージしかなかったが、漫画を読むとだんだんおもしろくなってくる。永田さんのいじりスキルがまた素晴らしい。とっても偉い先生方がかわいらしく見えてきてしまうのが不思議で、しかも漫画で紹介されているコンテンツを実際に見てみたくなるのだ。ついついオンライン博覧会のURLをクリックして、プラ●製脳みそを探してしまったりして。
プ●ダ製クリスタル脳みそをご紹介くださった順天堂大学医学部長、脳神経内科教授の服部先生の回「見て・触れて・バーチャルで知るー医学のあゆみ」



■医総会ってそもそもどんなイベントなの?
第31回日本医学会総会 博覧会は東京駅周辺の丸の内、有楽町エリアで開催されるリアルイベントと、インターネットで日本全国どこからでも閲覧できるオンラインイベントがある。

まずは医総会について、永田さんに聞いてみた。

――第31回日本医学会総会、略して「医総会」。お医者さんだけでなく一般の方向けにも展開されていますが、一言で言うとどんなイベントなのでしょうか。

医総会マンガの中でも喩えましたが、「医者万博」な感じです。お医者さん向けの勉強会の他に、一般の人向けに医療に触れてもらったり、健康意識を高めてもらうための機会を作るため、医学系各分野が総出で出し物をするイベントです。今回からは並行してオンライン博覧会も開催されています。

――この漫画を読んで「医総会」に興味を持った一般の読者は、どんなふうに楽しむことができるイベントなのでしょうか。

2023年4月15日(土)から23日(日)の会期中は、博覧会という形で東京駅エリア一帯でたくさん催し物がありますので、ぜひ現地を訪れていただきたいです。丸の内仲通り中心に街ぐるみでお祭り感もあり、出店やストリート出し物もあります。丸ビル・マルキューブや東京国際フォーラムなどの会場では、他では体験できない医療系イベントやステージがたくさんありますので、面白く役立ちそうなものがきっと見つかると思います。子供向けのイベントも多いです!

現地に行くのが難しい遠方の方にはオンライン博覧会があります。現地の雰囲気を感じていただいたり、オンライン特設の医療系コンテンツを堪能していただいて、たくさんの方に楽しんでいただければと思います。

■「お礼に2月のコミティアで売り子を」爆買神の先生からのありがたいお申し出も……丁重にお断りいたしました!永田礼路さんインタビュー
――「医総会マンガ」を描いたり、取材される中での裏話、おもしろいエピソードなどがあれば教えてください。

医総会マンガは本当にそのまま描いているので、大体漫画の通りなのですが……(笑)。
面白いエピソードとして1つお話しするなら、爆買神の先生(11月のコミティアで声をかけていただいた先生)から「お礼に2月のコミティアで売り子をしましょうか」と打診いただいたことでしょうか……。
さすがに畏れ多すぎるので丁重にお断りいたしました(笑)。休日は休んでてください!
※売り子とは、同人誌即売会で販売のお手伝いをする人のこと。作家の友人や知人にお願いするケースが多い。

――「医総会マンガ」を描かれる上で一番苦労するのはどんなところでしょうか。

方向性がわからないまま、かつ前例のないまま手探りで毎回描いているとこですかね……。学会イベントを一般向けに漫画で広報するというのは多分例がないと思うので、どういう雰囲気や流れにしたらいいのか毎回考えながら描いています。情報量が多くなってしまうので、なるべく文字が多いなりに読みやすくするよう工夫しています。あとは個人的な好みとしてですが、せっかく読んでもらうなら、なるべく漫画として面白く読めるものになるように心掛けています。苦労したおかげか、毎回たくさんの方に見ていただけるようになりました。多少お役に立てているようでよかったです(笑)。

――ぜひ、永田先生にも三枚噺をお願いします!

三枚噺のお題はこちら。
 1 偏愛するもの
 2 医学の歴史で美しいと思うもの
 3 博覧会の一押し
自分に来ると思いませんでしたがお答えします(笑)。

1 偏愛するもの
iPadです!大きいサイズのiPadを家でも出先でもいつも持ち歩いていて、これで漫画を描いています。タブレット1つでどこでも描けるのは本当に便利です。デジタルで漫画が描けなかったら多分描いていないと思います……。

2 医学の歴史で美しいと思うもの
医学の歴史というと少し違うかと思いますが、漫画描きの端くれとして趣味で出させていただくなら「ブラックジャック」です。説明不用の医師免許を持つ漫画の神様の名作ですね。当時はお医者さんからデタラメを描くな、などとクレームもきたようですが、この漫画を読んで医学の進路を志した人も多いのではないでしょうか。私も中学校の先生に全巻借りて読んだ(なぜか期末テスト前に紙袋で全巻渡された……)この漫画が、きっかけの1つとして間違いなくあると思います。フィクションである絵物語が実在の人間の人生に多く影響を与えるという点が、美しくもあり怖くもあるなと思います。不朽の名作です。

3 博覧会の一押し
オンライン博覧会のバーチャル医学史展示をお勧めしておきます。広報漫画でも2回に分けてご紹介しましたが、なかなか見に行けない順天堂の医学教育資料館の内容がそのまま見られますので、幕末明治頃の歴史や昔の医術に興味のある方はぜひ覗いてみてください。解体新書や江戸の解剖記録も見られます。永田のように歴史が苦手な方は、医総会マンガの9回目を読んでいただいてから見ていただくと、より面白く見られると思いますのでぜひ参考にしてください。

――続きを楽しみに待っている読者のみなさんに何かメッセージがあればお願いいたします。

4年に1回という医学系の大型イベントなので、現地やオンラインで是非医総会博覧会のコンテンツに触れていただきたいです。漫画の通り、公式サイトが見づらかったり、いろいろわかりづらい点もあるかもしれませんが、いいコンテンツがたくさんありますので、見どころを頑張ってお伝えしていきたいと思います。広報漫画は会期前まで続く予定ですので、お楽しみに!

普段は「螺旋じかけの海」という生物系SFを描いています。商業誌で出していた漫画の続きを個人で制作しているものです。9月に出す5巻で話が一区切りになる予定です。生物学や生命倫理系の話を扱ったりもしているので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです!他にも短編集やラブコメなども出しています。こちらもどうぞよろしく!



■リアルイベントは2023年4月15日(土)から23日(日)まで、東京駅周辺の丸の内、有楽町エリアにて開催
医学に関する講演会やパネディスカッションだけでなく、ステージや体験イベント、コンサートなど一般向けのプログラムなども多数、東京国際フォーラム、丸ビル・マルキューブ、KITTE、丸の内仲通りをメイン会場に、東京駅周辺の丸の内、有楽町エリアにて開催される。参加は無料。

丸ビルホールプログラム(パネルディスカッション、基調講演など)
丸ビル7階「丸ビルホール」
2023年4月15日(土)〜17日(月)

・人生100年時代に知っておきたい「心臓♡」の話 テルモ株式会社 4月15日(土) (事前申込制、申込は4月12日(水)まで)

・Healthy & happy life for you ウエルシアホールディングス株式会社 4月16日(日) (事前申込制、申込受付中)

・朝日生命 健康セミナー 朝日生命保険相互会社 4月17日(月) (事前申込制、申込は4月10日(月)まで)

パネルディスカッションや基調講演など、4月15日(土)〜17日(月)の各日開催。事前申込は医総会公式サイトから可能。


マルキューブ オープンステージプログラム(講演、パネルディスカッション、ステージイベント他)
丸ビル1階「マルキューブ」
2023年4月17日(月)〜23日(日)

・検査値の読み方~健康診断データを正しく活用する~ 4月17日(月)

・パーキンソン病はここまでわかった! 4月18日(火)

・VRを用いた患者さん同士のサポート・遠隔フィットネスシステムを体験しよう! 4月19日(水)

・ウェルネスな働き方~ビジネスパーソンに必要なコンディショニング~ 4月20日(木)

・心臓・血管を護って健康寿命を延ばす 4月21日(金)

・SAMが教える『ダレデモダンス』でロコモ予防 4月22日(土)

・知りたい!がんとゲノム医療~データの共有が開く未来~ 4月23日(日)

他にも期間中は毎日3〜5の健康や医療に関する講演やイベントが開催される。詳しくは医総会 博覧会公式サイトにて、タイムテーブルをチェックしよう。


開会記念特別講演会、市民公開講座(事前申込制、申込受付中)
東京国際フォーラム ホールA
2023年4月20日(木)

高橋泉(チェロ)、佐藤彦大(ピアノ)によるウェルカムミュージックから、第1部は基調講演「デジタル化・AI化で思いやりに満ちた医療を!」、パネルディスカッション「デジタル革命と未来の医療」を、休憩を挟んだ第2部では日本を代表するオペラ歌手、佐野成宏 (テノール)、森麻季(ソプラノ)によるオペラコンサートを開催。


市民公開セッション 学術プログラム(事前申込制、申込は4月9日(日)まで)
東京国際フォーラム
2023年4月21日(金) 〜23日(日)

・オートファジー研究を振り返って 基礎研究と医療応用の発展のために 4月21日(金)

・COVID-19 に世界はどう対応したのか?どう対応するのか? 4月22日(土)

・はやぶさ2 が拓いた新しい科学の地平 4月23日(日)

他にも期間中は毎日4講演が開催される。医総会 博覧会公式サイトにてチェックしよう。


市民公開セッション 市民向けセッション(事前申込制、申込は4月9日(日)まで)
ステーションコンファレンス東京
2023年4月22日(土) 〜23日(日)

・認知症1000万人時代に備えて知っておきたい、知識と医療! 4月22日(土)

・ダイエットで悩んでいませんか?―科学的なダイエット方法をお教えします 4月22日(土)

・慢性片頭痛にどう対処するか 4月23日(日)

・恥ずかしがらないで!尿漏れに立ち向かえ 4月23日(日)

他にも22日(土)は12講演、23日(日)は7講演が開催される。医総会 博覧会公式サイトにてチェックしよう。


歩いて健康 みんなで目指せ1000万歩!博覧会スタンプラリー
2023年4月15日(土)〜23日(日) 博覧会開催時間

まち歩きアプリ「膝栗毛」をスマホにインストールして博覧会スタンプラリーに参加しよう。ゴールした人全員に景品をプレゼント。fitbitや体組成計などの豪華景品も用意されているので、医総会イベントを巡りながらぜひスタンプラリーにも参加したい。参加者全員で合計1000万歩を達成したら、何かが起こるかもしれない⁉︎


タウンコンサート
丸ビルマルキューブ、丸の内仲通り、丸ビル外構
2023年4月15日(土)〜23日(日)
14:30〜14:45と16:00〜16:15の2回(15日(土)と23日(日)のみ12:00〜12:15の時間帯でも開催)

期間中は毎日クラシック音楽のタウンコンサートが開催される。イベントを巡りながら、ぜひ足を止めて演奏に耳を傾けよう。


大手町・丸の内・有楽町 丸の内仲通り綱引き大会2023
丸の内仲通り

予選 4月17日(月)〜19日(水) 12:00〜13:00
決勝 4月20日(木) 12:00〜13:00

丸の内の春の風物詩として有名なこの丸の内仲通り綱引き大会、丸の内の周辺オフィスで働くみなさんがスーツ姿で綱引きするというなかなかユニークな企画。今回は医総会からも、お医者さんたちが白衣で参戦!みんなで医総会チームを応援しよう。


救急車に乗り込もう
丸の内仲通り(丸ビル前)
4月22日(土)、23日(日) 11:00〜17:00

丸の内仲通りに救急車が登場。実際に乗り込んで、車内の設備を見学できる。元気なときに救急車に乗れるチャンス。

他にも開催予定のイベント多数。医総会 博覧会公式サイトをチェックしよう。

■子供向けのイベントも盛りだくさん!親子で参加したい
子供向けのイベントも企画されている。我が子にちょっとでも医学に興味を持ってほしい、理系を目指してほしい、そんなパパ、ママにおすすめだ。「外科医を目指す子どものドクターズスクール」や「なるほど実験教室!液体窒素で医学研究を体験」といったワークショップが充実している。吉沢亮主演のドラマ『PICU 小児集中治療室』で注目されたPICUで、実際に活躍している医師による「救命救急の現場を体験しよう」は大人でも気になるプログラムだ。

セルフケアスタジオ(ステージ)こども向けプログラム 集まれ!こども体験ステージ
丸ビル1階「マルキューブ」
4月15日(土)、16日(日)

・なんだろう?子どもロコモ~親子で参加 じゃんけん大会~ 4月15日(土)、16日(日)

・親子で学べるかけっこ教室 4月15日(土)

・パラリンピック競技 パラアーチェリーこども体験! 4月15日(土)

・今話題のスポーツ!?ワクワク卓球体験会 ~卓球的当てゲームで卓球グッズを手に入れよう!~ 4月16日(日)

・リズムに合わせて親子で楽しく体を動かそう!キッズダンス体験会~ダンスの先生と大学の先生がコラボする特別レッスン~ 4月16日(日)

丸ビル1階のマルキューブでは、4月15日(土)、16日(日)の2日間で子供向けプログラムを予定している。事前予約は不要、動きやすい服装で参加しよう。


こどもたちと学ぶ、なるほど!医学体験(事前申込制、申込は4月9日(日)まで)
東京国際フォーラム
4月22日(土)、23日(日)

・未来体験ラボ/プログラミングでaiboを動かしてみよう 4月22日(土)、23日(日)

・外科医を目指す子どものドクターズスクール 4月22日(土)

・みんなのいのちをまもる!正しい手指衛生教室 4月22日(土)

・いのちの教室 いのちの大切さを学ぶワークショップ 4月22日(土)

・さわってみよう!マイスペシャルアフラックダック 4月22日(土)

・なるほど実験教室!液体窒素で医学研究を体験 4月22日(土)、23日(日)

・小児集中治療室(PICU)の医師と一緒に「救命救急の現場を体験しよう」 4月23日(日)

・筋肉の信号で動かせる義手を体験してみよう! 4月23日(日)

医学について体験しながら楽しく学ぶ子供向けワークショッププログラムだ。それぞれ定員制で、事前の申し込みが必要。医総会 博覧会公式サイトから早めに申し込もう。


みえる わかる なおる 放射線医療 君もレントゲン博士(事前申込制、申込は4月9日(日)まで)
東京国際フォーラム ホールE
4月23日(日)

人体模型を使って体に負担の少ないカテーテル治療などを親子で体験できる。こちらも事前申し込みが必要。医総会 博覧会公式サイトから申し込もう。


誰でも参加できる体験型プログラム (事前申込不要)
東京国際フォーラム
4月20日(木)〜4月23日(日)

・病理実験 8K モニター 野菜の細胞などで標本づくりをのぞいちゃおう!

・病院で活躍するかわいいロボットたちにあいにいこう!

・医師&看護師のおしごとを体験してみよう!(医師のおしごと体験は4月22日(土)、23日(日)のみ)

・自動運転の車いす体験で病院の未来をかんがえてみよう!

・窓をのぞいて向こうの人と話してみよう!

・薬剤師のおしごとを体験してみよう!

こちらのプログラムは事前の申し込みが不要。当日でも、気になったら気軽に参加することができる。

■オンライン博覧会はオープン中。医総会 博覧会公式サイトから今すぐアクセスしよう
オンライン博覧会もメニューはたっぷりだ。オンライン会場はすでにオープンしているので、ぜひのぞいてみてほしい。

バーチャル医学史展示 見て・触れて・バーチャルで知る−医学のあゆみ

・3D空間から体験
・年表から体験
・言葉から体験

近代医学の発展を学ぶことができるコーナー。順天堂大学医学教育歴史館をGoogleストリートビューのようにバーチャル空間で見学することができる「3D空間から体験」は必見だ。


オンライン市民公開講座アーカイブ

第1回 最新のがんゲノム医療を知ろう

第2回 頭痛を正しく知ろう

第3回 アレルギーを正しく知ろう

第4回 認知症の医療と研究を知ろう

第5回 糖尿病、生活習慣病を知ろう!

第6回 データサイエンスの時代がやってきた:身近に来たデータサイエンス

〜最終回特別編〜

第1部 月経と更年期だけじゃない
フェムケアブームの今、性差医療について知る

第2部 医総会なう
医療の全貌と、私たちそれぞれの視座

2022年4月からオンラインにて開催されてきた市民公開講座のアーカイブ動画が見られるコーナー。医総会マンガでは第2回の「頭痛を正しく知ろう」と第3回の「アレルギーを正しく知ろう」が紹介されている。また、最終回特別編の第2部がヤンデル先生とけいゆう先生による鬼畜企画、百枚噺回だ。

三枚噺(さんまいばなし)

・オンライン展示 − 三宅基隆

・次世代スマートホスピタル202X − 阿部修

・見て・触れて・バーチャルで知る-医学のあゆみ − 服部信孝

・コミュニティクリニック − 田村直人

・知りたい!がんとゲノム医療 − 河野隆志

・こどもたちと学ぶ なるほど!医学体験 − 石黒精

・五感で楽しむ健康のまち 丸の内・有楽町街ぐるみ企画 − 細谷紀子

・展示委員長 − 青木茂樹

医総会メンバーに3つのお題にあった写真を用意してもらい紹介するコーナー。
3つのお題の1つ目は「わたしが偏愛するもの」、2つ目は「わたしが医療の歴史において最も美しいと思うもの」、3つ目は「博覧会でのイチオシ」。それぞれの先生方のマニアックな回答をぜひ楽しんでもらいたい。


スペシャルタイアップ企画 NHKフェイク・バスターズ×第31回日本医学会総会展示委員会

・絶対治る方法があるはず「"がんが治せる" その言葉ではまった"ワナ"」

・“医療健康本”は信頼できる?検証 アマゾンおすすめトップ10

・手術しなくても治る?がん治療本の“ワナ” 命を脅かされないための注意点

NHKの番組「フェイク・バスターズ」とのスペシャルタイアップ企画。ネット上に飛び交う、医療にまつわる『悪質なデマ』や『根拠の不確かなフェイク情報』を専門家とともに考えていく。

その他にもコンテンツがいっぱい。ぜひ、興味のあるテーマを開いてみよう。

・“コロナ”から考える 感染症の話

・次世代スマートホスピタル202X

・セルフケアスタジオ

・知りたい!がんとゲノム医療

・コミュニティクリニック

・こどもたちと学ぶ なるほど!医学体験






取材協力:永田礼路(@nagatarj)

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2024 KADOKAWA. All Rights Reserved.