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持ち歩きたい!スターバックスからチャームタイプのリユーザブルストローが誕生

  • 2023年3月28日
  • Walkerplus

最近は環境に配慮したごみ削減のためのさまざまなアイテムが登場しているが、コロンとしたフォルムがかわいいこの小さなチャームも、そのひとつ。スターバックスから3月17日に発売となった、繰り返し使えるストロー「パッカブルリユーザブルストロー グレー」(税込1,800円)だ(オンラインは3月15日先行発売)。いったいどんなアイテムなのか、その魅力に追った。

■チャームタイプで携帯性が抜群!
リユーザブルとは再使用可能という意味で、リユーザブルストローは洗って何度でも使えるストローのこと。使い捨てストローの代替品として、ステンレス製、ガラス製などさまざまな商品が出ている。

「パッカブルリユーザブルストロー グレー」の最大の魅力は、バックチャームやキーホルダーとして手軽に持ち歩けること。一見、イヤホンかなと見間違うこのケースの中には、うず巻き状に収納されたシリコーンゴム素材のストローが入っている。

ケースのサイズは横48×縦50×奥行25ミリメートルと小さく、全体の重さも約45グラムと軽いのもうれしい。バッグやポーチに付けておけば、急にカフェに立ち寄りたくなった時にも忘れずいっしょに持ち歩ける。

■くるくる取り出して、くるくる収納が楽しい
収納方法がおもしろいところもポイント。まずは使い方を見ていこう。
ケースのサイドにあるスリットに指を入れるとストローがあるので、それを引っ張り出す。

すると、スルスルと中からストローが出てくる。ケースもストローもシリコーンゴム素材なので軽くて柔らかく、扱いやすい。

ストローを出しきると、ポンッと自然とストローの形になる。収納するときはこの逆の手順で、ストローをくるくるとまるめてスリットから入れるだけ。

飲み口は、口に含みやすい平らな形状で、実際に飲んでみると、軽くドリンクが口へと運ばれ、味や香りにも変化なし。長さは約25センチメートルで、スターバックスのアイス飲料ならトール、グランデ、ベンティに使いやすいサイズ感だ。

口径が平らなのでフラペチーノには向かないが、アイスティーやアイスコーヒーに重宝する。もちろんスターバックスの店舗だけでなく、外出先や自宅でも活躍の機会は多そう。市販のストロー用ブラシで洗浄でき、さらにケースも洗えるのが衛生的でうれしい。マイ箸などと同様に持ち帰って自宅できれいに洗おう(スターバックスの店舗ではストローを洗うサービスは行っていません)。

■ライフスタイルへの取り入れやすさを重視
今回の商品は「“カジュアルに持ち歩ける“をコンセプトに開発しました」と、スターバックス コーヒー ジャパン商品本部の中曽根知美さん。

21年3月に登場し、現在も販売している「リユーザブルストロー&シリコーンケースグリーン」(税込990円)は、店舗のフラペチーノ用ストローくらいの太さで、ケースに入れて長いまま持ち歩くタイプ。好評である反面、収納の点で持ち歩きがしにくいという声があったという。
「いかに日常に負荷なく、持ち運ぶ習慣を作れるかがテーマだと思いました。かばんにつけられたら日常の一部になりやすいのではないかと考え、小さくてスタイリッシュで楽しく持ち歩けるものをと、チャームタイプにしました」と語る。

子どもにも使いやすい素材としてシリコーンゴムを採用。「ストローを“まるめる”という仕様から円形ではなく平らな形状になったが、「それが口に含みやすいという新しい気付きがありました。持ち運びにくいという課題を解決する過程でのうれしい発見でした」と言う。

チャームの形にしたのは単にスタイリッシュさを求めただけではなく、ライフスタイルへの定着を目指したいという強い思いがある。
「意識の高い方だけが使ったり、一過性になったりするのではなく、ライフスタイルに根差していくことができれば、環境に配慮することは特別なことではなく当たり前になるのではないかと考えています。このストローも、持ち運びができる利便性とくるくるまるめるユニークな仕様で楽しく生活に取り入れていただき、行動変容のきっかけになれたらうれしいです」と語る。

スターバックスではこれまでも環境負荷低減の取り組みとして、20年1月より紙製ストローの導入を開始し、21年2月には一部のアイスドリンクをプラスチックカップからペーパーカップへ切り替え、22年6月からはアイスドリンクのリッド(蓋)なし提供を全国でスタートした。
今年3月はこのストローが登場するほか、全国1500店舗で店内のアイス飲料の提供を使い捨てカップから繰り返し使える樹脂製グラスに切り替えた。樹脂製グラスは試験導入を経てカップの透明度や使いやすさを追求して改良。プラスチックカップと遜色のない、またそれ以上の見た目で体験価値を向上したという。

「お客様にはいろいろな選択肢をご用意し、自然にごみ削減に参加できるようにしたいと思っています」と中曽根さん。マイボトルやマイバッグ、マイ箸などが浸透し、私たちの生活も少しずつ変わってきている。楽しく使えるマイストロ―も、ライフスタイルに取り入れてみよう。

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