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借金生活でもラブラブ!結婚27周年の「かつみ・さゆり」が夫婦円満でいられる理由とは?

  • 2023年3月27日
  • Walkerplus

夫・かつみさんとの借金生活の中で編み出した“笑って泣ける”節約レシピ集「さゆり流 愛の節約ごはん」が、2023年3月27日(月)に発売される「かつみ・さゆり」のさゆりさん。苦楽を共にした思い出に包まれたレシピ本が発売されるのは、かつみ・さゆりの結婚記念日!記念すべき日に発売される感想と夫婦円満の秘訣などについて、ご本人に語ってもらった。

■白髪ゼロ、視力は1.5以上!奇跡の60歳・かつみさんを作った“さゆり流ごはん”

――まずは「さゆり流 愛の節約ごはん」が結婚記念日に発売される感想からお聞かせください。

読んでくださる方のお役に立てたらという思いで連載させていただいていましたが、レシピを通して、私たち夫婦の27年間を振り返ることができ、さらに絆を深めることができました。しかも結婚記念日に発売していただけて、こんなにステキなお祝いはないです!

――さゆりさんが作られるメニューはかつみさんがお好きなものが中心だそうですが、かつみさんが一番好きなメニューはどれなのですか?

いつもしっかり平らげるのは、ブロッコリーとアボガドと卵の超簡単美容メニュー「ヘルシー、メルシー、食べよっしー」(※さゆりさん命名の料理名。アボカド・ゆで卵・トマト・ブロッコリーのサラダ)です。かつみさんは今年の2月27日でいよいよ還暦を迎えましたけど、体重60キロをずっとキープしているんです。かつみさんも「体重が変わらないのは、さゆりが作るメニューのおかげだ」と言ってくれるので、ありがたいなと思っています。

――さゆりさんだけでなく、かつみさんも体型が変わらないですよね。

そうなんです!かつみさんは朝も晩も必ず体重計に乗るのですが、体重が増えている時はその数値によってメニューをリクエストするんです。我が家は仕事が一緒なので、食事もずっと一緒。だから、どちらかが体重を調整したい時は、もう一方も自然と調整できちゃうんです。こうして2人とも体重をキープできているということは、コントロールに適した食事ができているということなんだろうなと思います。

しかもかつみさんはどんどん若返ってるんです!白髪もないし、お肌ももちもち。昔はお肌が荒れ気味だったんですが、私と一緒に美容レシピを食べたり、スキンケアなどをしているうちにどんどんキレイになってきた。どっちかというと私の53歳よりも、かつみさんの60歳の方がありえへんちゃうんかな?と思うようになりました。少し前に人間ドックに行ったら、視力も若い頃より良くなっていて、一番下の1.5まで見えて、看護師さんたちに拍手してもらったそうです。何が良かったんですかね?

――要因はいろいろだと思いますが、鮭も目にいいらしいですよ。

そうなんですか?実はうちは鮭の消費率がすごく高いんです。焼き鮭が好きで朝から食べるのですが、買う時って三切れパックが多いですよね。それで一切れずつ焼いて食べると一切れ余ってしまうので、残りを2人で分けるために考案したのがブロッコリー(B)とトマト(T)と鮭(S)の美容メニュー「BTSで女子力アップ」だったんです。チンしたブロッコリーとミニトマトと一口大に切ったシャケにバジルソースやマヨネーズ+ポン酢しょうゆ+かつおぶしを混ぜたドレッシングを絡めてできあがりなのですが、かつみさんはこれも大好き。知らないうちに体にいいものを取り入れていたんですね。

■1億7000万円の借金を乗り越えるため、お互いにかけた自己暗示とは?

――こうしてお話を伺っていても、おふたりは本当に仲良しですが、結婚前から1億7000万円もの借金を抱え、返しても減らない時期もあったんですよね?

頑張って返してるのに(事業で失敗して)増えたこともありました(笑)。それに利息だけ返しても元金は減らないわけで、そういう状態が25年ぐらい続いたんです。今は元金も減ってきているので、気分的にはもう借金ゼロ(笑)。「もう俺ら、借金返したな」、「違う違う」ってツッコミ合ってます。

――どんなに苦しい時期でも夫婦円満でいられる理由は何だと思いますか?

お互いを楽しくさせようとしてきたことだと思います。同じことでも見方を変えると違って見えますよね。あかんと思ったら本当にダメな方に行ってしまうと思うので、いい方に行くように楽しい楽しいって2人で自己暗示をかけていたんだと思います。そして、一緒にいる時間の中でも、特に長く過ごすのは食卓。だから私はとにかく食卓を明るく楽しくしたいと思い、しんどい時は特に頑張りました。その頑張りがいい方向に作用したのかな?って思っています。

――落ち込んだ日によく作ったものは?

「もやしのせいろ蒸し」です。我が家のソウルフードで原点回帰するんです。例えば、何かに失敗したり、ちょっと天狗っぽい態度を取ってしまったかな?と感じた日に、自分たちにムチを入れるために敢えて作ります。本当にお金がない時に作っていた豚肉なしのもやしだけのを。それが食卓に出てきた時は、そういう日なんだなということをかつみさんも感じていると思います。何も言わなくても無言で気持ちが伝わるメニューがあるというのも幸せだなと思います。

■インスタントラーメンすら作れなかったかつみさんからのサプライズ

――では、50円玉を握り締めて、もやしを買いに行っていた頃に、いつか食べたいと夢見ていたメニューはありましたか?

メニューではないのですが、実は最近、一つ夢が叶ったんです。若い頃のかつみさんはインスタントラーメンすら作れない人だったんです。適量を示す線を守らずにお湯を入れちゃうし、3分も計らないからまともに作れなかった。それぐらい“食”に興味がなくて、栄養ドリンクだけ飲んでるような人だったんです。そんな人が“麺茹で”を担当してくれるようになったんです。そうめんやうどんをきっちり時間通りに茹でてくれる。すごい進化です!

それから、いいお肉を家で焼いて食べることも夢でした。私たちはありがたいことに、お仕事で食べさせていただくこともあるので、それで満足してたんですけど、やっぱり家でおいしいお肉を焼くのはちょっと憧れでした。そうしたら、かつみさんがドラマに出てくる高級ステーキ屋さんみたいなことをキッチンでやってくれたんです。キッチンに椅子を持ち込んで私がコンロの横に座って、かつみさんがコンロで焼いたお肉を切って、「それは塩で」とか言いながら出してくれたんです。想像以上の形で夢が叶いました!

――26年後ではありますが、借金の完済も見えてきました。その先、どのような時間を2人で過ごしていかれたいですか?

完済は結婚当初からの2人の目標です。かつみさんが「自分が作った借金は自分で返す」と言ったところから、この返済生活は始まっているので。そのためには途中で病気になるわけにはいかないので、動き続けられる体を作るための食生活をして、健康で頑張っていきたいと思っています。

その後については、昔からかつみさんにお願いしていることがたった一つだけあるんです。それは「私より先に死なないで」ということ。かつみさんは私がいなくても若い女の子とキャッキャ言いながら生きていけると思うんですけど(笑)、かつみさんは私にとって保護者みたいな存在なので、独り立ちできていない状態で一人になるのはキツイと思うんです。だから、これは究極のわがままだと思うんですけど、1日でもいいから私を先に逝かせてねとお願いしています。







■さゆりプロフィール
1969年生まれ、兵庫県出身。2000年4月、夫婦漫才コンビ“かつみ・さゆり”を結成。「ボヨヨ~ン」のギャグで人気を得る。新婚時代から夫の借金を2人で返済し続け、幾度もかつみの事業失敗も経験するが、持ち前の天真爛漫な明るさで乗り越えてきた。近年はロケ芸人として多くのテレビ番組で活躍中。

2020年に開設したYouTubeチャンネル『かつさゆのボヨヨンチャンネル』の美容動画が人気を集め、2021年に「さゆり52歳 生き様ビューティー」(ヨシモトブックス)を刊行するなど、変わらない美しさと美容ノウハウも多くの女性の支持を得ている。2021年にコンビ結成21年、結婚25年の銀婚式を迎えた。27回目の結婚記念日である2023年3月27日(月)に初のレシピ本となる「さゆり流 愛の節約ごはん」を刊行。


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