小説投稿サイト「魔法のiらんど」と、KADOKAWA直営レストラン「角川食堂」がコラボした『恋するスパイスカレー 短編小説コンテスト』の受賞作が発表された。受賞作をモチーフにしたオリジナルカレーが、2023年3月25日(土)～4月23日(日)の期間限定で角川食堂にて販売される。
本企画では、魔法のiらんど上でカレーやスパイスが出てくる作品、または連想できる小説を募集。数ある応募作品の中から、魔法のiらんどならではの切ない・ほっこり・笑える4つの受賞作が決定した。作品の世界観を表現したオリジナルカレーは、2023年3月25日(土)～4月23日(日)の期間、角川食堂にて味わえる。
期間中オリジナルカレーを注文した人には、本企画限定リーフレットをプレゼント。リーフレットには受賞作の一部を掲載しており、リーフレット上の二次元コードから魔法のiらんどサイトへアクセスすると全文を無料で読むことができる。
また、『恋するスパイスカレー 短編小説コンテスト』特設サイトでは、受賞作がカレーになるまでの「メニュー開発の裏側」も公開中！
■受賞作品およびオリジナルカレー
■「二人の家のあいがけカレー」
ココナッツベースでヨーグルト、はちみつを使った甘口のカレーと、オリジナルのガラムマサラや山椒のスパイスを効かせた辛口カレーとのあいがけ。
●モチーフ小説
幼馴染とのカレーにまつわる思い出について描かれた「私とあなたのカレーについての報告書」(著：桜樹 璃音)
●角川食堂コメント
「料理の描写がリアルで、実際に料理をされている方だなと感じました。そのため、物語に出ていた食材を用いて、甘口と辛口のあいがけカレーを忠実に再現することで、作品の世界観を表現しました」
■「スパイス香るグリル野菜のカレー」
まろやかで豊かな辛味とフルーティーな甘酸っぱさが特徴のカレーに、野菜のグリルが彩りを添えている。
●モチーフ小説
美しい森の不思議なカフェで、独りぼっちの少女が恋をして成長していくラブストーリー「旧軽井沢あやかしカフェ ～愛されメイドの幸せランチと内緒のディナー～」(著：月夜野繭)
●角川食堂コメント
「『野菜の飾りがお花畑に見える』という見た目や、『フルーティーな甘酸っぱさの隠し味はりんご』といった風味の描写が丁寧で、そういった物語に登場するカレーの描写を、純粋に表現しました」
■「ハンバーグ屋さんのハンバーグカレー」
甘みの強い玉ネギ等の野菜とデミグラスソースを使ったカレーに、ハンバーグ、旬野菜、チーズをトッピングしたボリューム満点カレー。
●モチーフ小説
高校生の切ない恋模様を描いた小説「春色の屍」(著：名称未設定)
●角川食堂コメント
「ハンバーグ専門店の裏メニューという想像の元、作品には描写のなかったハンバーグをトッピング。また、ハンバーグ屋のカレーという設定を生かし、洋食で使われるフォン・ド・ヴォー系をベースに仕上げました」
■「デンテ(赤魚)の鯛だしスープカレー」
昆布、鯛だしベースにスパイスを効かせたスープカレーに、マリネした赤魚と野菜のグリルをトッピングした個性溢れる一皿。
●モチーフ小説
国母となる女性を決める料理バトルで、麗しき侯爵令嬢と王城の食堂で働く看板娘が、意中の王子様を手に入れるために全力を尽くす異世界小説「憧れの王子様は侯爵令嬢よりも、料理上手な城内食堂の看板娘がお好きなようです」(著：安城 雲雀)
●角川食堂コメント
「作中に『カレー』という名称が一切出てこず、斬新で面白いと感じました。読み込んだ上で『スープカレー』だと解釈し、作中でもインパクトのあったデンテをメインにし、作品の独特な世界観を表現しました」
■メニュー販売スケジュール
＜第1弾＞
・二人の家のあいがけカレー 『私とあなたのカレーについての報告書』より
・スパイス香るグリル野菜のカレー 『旧軽井沢あやかしカフェ ～愛されメイドの幸せランチと内緒のディナー～』より
提供期間：2023年3月25日(土)～ 4月8日(土)
＜第2弾＞
・ハンバーグ屋さんのハンバーグカレー 『春色の屍』より
・デンテ(赤魚)の鯛だしスープカレー 『憧れの王子様は侯爵令嬢よりも、料理上手な城内食堂の看板娘がお好きなようです』より
提供期間：2023年4月9日(日)～ 4月23日(日)
■販売価格
平日1500円(単品)／休日1900円(ドリンクセット)
物語と料理の作り手がコラボレーションしたオリジナルカレーを通して、”味覚”という新たな次元で物語の世界観を楽しんでみてはいかが？
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