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小林亮太が出演作と同じ名前のバーガーを食べて作品を回想…レア食材を取り入れた「アマゾンズバーガー」はどんな味?

  • 2023年3月22日
  • Walkerplus

舞台「鬼滅の刃」の竈門炭治郎役や「僕のヒーローアカデミア」The “Ultra” Stageの爆豪勝己役など、人気作品に多数出演している俳優の小林亮太が都内近郊のグルメバーガー店をナビゲート。食レポはもちろん、ハンバーガー好きの目線で取材したおいしさの秘密をお届けする。

デザイナーと飲食店店主という二足のわらじを履く片寄雄太さんが東京・代々木にオープンした「ICON(アイコン)」は、独創性にあふれたメニューを提供しているグルメバーガー店。



今回は、「アマゾンズバーガー」(2805円 ※ランチタイムはマッシュポテト付き)を紹介する。アマゾンの珍しい食材をふんだんに使っていることと、仮面ライダーファンの片寄さんの好きな作品のひとつ「仮面ライダーアマゾンズ」のタイトルにちなんで、このネーミングになったという。

同店の常連で「仮面ライダーアマゾンズ」に出演している小林だけに、すでに食べたことがあるのかと思いきや、「共演者と来た時に食べたいと思ったのですが、タイミングを逃していて…。実は今回が初めてなんです」とのこと。調理工程を見学して、念願の「アマゾンズバーガー」への期待はますます高まっていく。

■アマゾン原産のレア食材を惜しみなく使ったバーガー
タルタルソースを塗ったヒール(下のバンズ)には、“マカンボ”というアマゾンなどの南米原産のナッツを砕いてたっぷりとトッピング。マカンボは、ザクザクとした食感と落花生やホワイトチョコレートを感じるようなやさしい風味が特徴で、「アマゾンズバーガー」の隠し味的な存在となる。

その上に、スライスしたレッドオニオン、ハンドチョップしたチャックアイロールともも肉、ひき肉で作った肉汁たっぷりのパティ、ステッペンチーズ、ドライトマトを重ねていく。パティの上で存在感を放つ粒状の具材は、バルサミコ酢で煮つけたレーズンだ。

そして、片寄さん自ら、アマゾンカカオの塊を客の目の前で削ってくれる。これは、アマゾン原産のカカオをペースト状にして2〜3カ月以上熟成させて固めたもので、現地で自生しているカカオを使っているため、栽培されているカカオよりも野生みのある味を感じられるのだとか。

■カカオの香りやマカンボの食感に「新しいものと出合った感覚」
カカオの香りが漂い、食欲をそそる「アマゾンズバーガー」をいよいよ実食してもらった。

「カカオってチョコのイメージがあるから、こんなにかけたら甘くなるんじゃないかなと思ったけど、全然そんなことないんですよ。舌触りはチョコみたいだけど、甘みがあるのはレーズンくらいで、カカオは本当に香りという感じ。味としては酸味というかほろ苦さ…深みが出る感じがします。それに、マカンボの食感もおもしろくて、新しいものと出合った感覚です」(小林)

また、たっぷりとかかったカカオの香りに負けないパティの存在感に加えて、レーズンもやはり「アマゾンズバーガー」のポイントになっているという。

「カカオの香りとレーズンのフルーティーさがすごく合うんですよ。チョコがけのドライフルーツがあるくらいだから、フルーツとカカオって相性がいいんですよね。でも、甘くないから、ちゃんと食事系のハンバーガーとして成立しています」(小林)

■バーガーを食べて回想する「仮面ライダーアマゾンズ」
「これを食べていると『仮面ライダーアマゾンズ』の事を思い出しますね。高校生の時にやらせていただいた思い入れのある作品で、なんだかすごく浸ってしまうものがある…」と話す小林に、せっかくなのでもう少し語ってもらった。

「キャストと会って当時の話をすることはあるけど、ハンバーガーを食べて回想することってあんまりないですよね(笑)。当時は某有名チェーンのピクルス抜きのハンバーガーを食べてたんですけど。夜な夜な起きてハンバーガーをレンチンして食べているってシーンを撮って…今、ひとりで食べていて、カメラを向けられているのが重なるというか。しんどいこともあったし、楽しかったってひと言では語れない作品だけど、総じてやれてよかったなって。自分が携わる作品は全部そういう気持ちで挑むけれども、作品が終わってからもいろいろな人に愛されていて、とてもうれしいです」(小林)

■食材のことを“正しく伝えたい”という思い
アマゾンカカオやマカンボ、また、ほかのバーガーで使われている生胡椒にジビエなど、なかなか食べることができない珍しい食材は、「人の縁から手にして、メニューが生まれている」と片寄さん。話を聞いていると、その繋がりは食材を大切に扱う片寄さんの真摯さがあってのものだと感じさせられる。

「アイコンってグルメバーガーの中でも少しお高めのお店ですけど、ここで食べるものは、食事というより体験に近いと思っていて。片寄さんが席に来て、一つひとつ解説してくれるじゃないですか」と小林。片寄さんは「高い食材を“これはありがたいものなんですよ”って、本当は説明したくないんです。“おいしい”って食べてもらえるのが一番だから。でも、それだけだとやっぱり大事なことが伝わらないし、素材を使わせてもらっている立場なので、それがどんなものか正しく伝えるのも僕の仕事だと、最近改めて思ったんです」と、自身の考えを教えてくれた。

「アイコン」では、テイクアウトももちろん可能。おうちでも食の体験を楽しんで。



ヘアメイク=田中宏昌
撮影=小山志麻
取材・文=大谷和美

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