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西本智実指揮「響け!平和の鐘 プレミアムコンサート」アーカイブ動画公開!浦上天主堂が「調和」の音色に包まれる

  • 2023年3月16日
  • Walkerplus

世界的指揮者・西本智実氏がバチカンと日本100年プロジェクトアンバサダーとして指揮を振る「響け!平和の鐘 プレミアムコンサート」が、2023年1月25日、長崎県長崎市の浦上天主堂にて開催された。コンサートの模様をダイジェストにしたアーカイブ動画が完成し、「バチカンと日本 100年プロジェクト」公式YouTubeチャンネルにて公開されている。



出演
指揮:西本智実
演奏:イルミナートバロックアンサンブル
ソプラノ 周防彩子
イルミナート合唱団
長崎少年少女合唱団

曲目
1. オラショ原曲 グレゴリオ聖歌より「O gloriosa Domina」
2. パッヘルベル作曲「カノン」
3. ジョスカン・デ・プレ作曲「はかりしれぬ悲しさ」
4. レスピーギ作曲「リュートのための古風な舞曲とアリア」より 第3組曲
5. ヘンデル作曲 オラトリオ「メサイヤ」より〈ハレルヤ・コーラス〉

2019年、38年ぶりとなるローマ教皇の来日を契機に本格的に始動した国際文化交流活動「バチカンと日本 100年プロジェクト」の大きな締めくくりとして行われた、今回のコンサート。

前日の大雪がまるで嘘のようにコンサート当日は晴れわたり、時を告げる浦上天主堂のアンゼラスの鐘は長崎の街を澄んだ音色で包んでいた。アーカイブ動画は、そんな長崎の空気が感じられるオープニング映像から始まる。

18時30分、サン・ピエトロ大聖堂の鐘の音と、浦上天主堂のアンゼラスの鐘の音の共鳴から始まり、イルミナートバロックアンサンブルが奏でる温かい音色やイルミナート合唱団の豊かなコーラスが響きわたるコンサートの模様を、荘厳な教会の雰囲気とともに、情感たっぷりに堪能することができる。そして、地元の長崎少年少女合唱団との美しい共演がコンサートのラストを飾った。

指揮を務めた西本智実さんは、2013年にアジアで初めてバチカン国際音楽祭に招聘されて以来、毎年、サン・ピエトロ大聖堂やサン・パオロ大聖堂でも演奏され、 2015年の原爆投下70年の際には、サン・ピエトロ大聖堂に於けるミサの共同祈願で原爆投下による犠牲者に対しての追悼メッセージを世界に向け発信した。また、バチカンから長崎市長・広島市長への親書を託され、手渡しにて届けるなど、バチカンと日本をつなぐ 様々な文化交流活動を行ってきたという。

2023年11月には、コロナ禍での中断を経て再びバチカン国際音楽祭に招聘され、サン・ピエトロ大聖堂でのミサやサン・ジョヴァン二・イン・ラテラノ大聖堂での演奏も決定している。その時は、日本とバチカンの架け橋として、どのような音色で会場を包んでくれるだろうか。

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