SNSやブログで、子育てやママ友をテーマに漫画を投稿しているすやすや子さん(@suyasuyakoo)。日常の些細な出来事や、思わずくすっと笑ってしまうちょっとした事件(？)が描かれたストーリーに、共感のコメントが多く寄せられている。ウォーカープラスでは「毎日全力、たまーにズボラなすや子さんち」と題し、すや子さん一家の日常を通して、ほのぼのとした子育てを描き下ろしの新作漫画として隔週でお届け。
今回のテーマは「干渉のはなし」。妊娠中は無事に産まれてくるか不安で、早く出産予定日にならないかと思い、出産後もちゃんと育児が出来ているか心配に。幼稚園に入ってからもつい無意識に手伝ってしまったりと、息子のすや太への干渉が絶えない母・すや子…。
すやすや子さんに、すや太君への干渉の乗り切り方や干渉しないための工夫を聞きつつ、紹介する。
■干渉しなくても子供は育つ？
――すや太君への干渉がなかなかやめられない…というお話でしたね。1ページ目で描かれていた、すや太君が生まれてからの不安や恐怖感とはどのように付き合い、対処し、乗り越えましたか？
「同じ悩みを抱える人のブログや本を読んだり、同じ産後の方と話したり一緒に過ごすことで、不安感や恐怖感が和らぎました。例えば育児書通りに、子供は何時までに寝かせなきゃとか、〇〇は食べさせないようにとか、いろいろと細かく気にしていた頃があったのですが、出会ったママ友が程よく肩の力を抜いて育児をしている方で、『あ、こんなに頑張らなくてもちゃんと子供は育っている。もっと気楽に育児しよ』と思えるようになりました」
――漫画に出てくること以外に、「またやってしまった！」と思ったすや太君への干渉エピソードはありますか？
「公園の遊具で遊んでいるとき、つい手を貸そうとしてしまい、すや太から『1人でできるからお母さんはあっち(ゴール)で見ててよ〜！』と言われました」
■育児以外にも夢中になれることを見つける
――すや太君への干渉を少しずつ減らすために、何か工夫などされていますか？
「子供以外に夢中になれることを見つけようと思い、ピアノを弾いてみたりしています(下手です)」
――すや夫さんのすや太君に対する干渉具合はどのような感じでしょうか？何かエピソードがあれば併せて教えて下さい。
「義実家は2階建ての一戸建てで階段があるのですが、すや太が6歳になる今も1人で階段を登ったり降りたりしたら危ないからと、泊まるときは1階のリビングで寝るようにしています。また、お餅を食べるときも、喉に詰まらないようにと、これでもかというくらい細かく切ったりしています」
漫画にも登場するシーンで、すや太君が大きくなって「これは大丈夫かしら…？」というようなヘアスタイルにしたときの対応について聞くと、「命の危険に晒されないような髪型なら、何も言わず見守ろうと思っています。ただ、髪のせいで前が見えづらいままバイクや自転車に乗ろうとしたら止めると思います」と話すすや子さん。
大きくなっても、親にとって子供はいつまでも子供。干渉しないのは、なかなか難しいのかもしれない。しかし子供の成長とともに、程よく子離れすることも必要かも…。
