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「自分で自分を大切にする」抱きしめてくれる人がいなくても自分でできる癒やし方に「これいい!」「やってみる」の声

  • 2023年1月9日
  • Walkerplus

1人でいることが辛い夜あなたはどうする?友達と飲みに出かけたり、カラオケで歌って発散したり人それぞれだろう。しかし、どうしても1人でしか越せない夜がある。そんな時に読んで欲しいのが、Fuki(@fuki_ii)さんの『コンビニ店員と深夜ラーメン』だ。

アルバイト先での出来事。仲が良いと思っていたのに、実は裏で陰口を叩かれていた主人公。SNSに「話かけんな!」「あいつうざい!」と書かれているのをたまたま見てしまう。一緒のシフトに入っていたこともあり、これが自分であることを特定。悪口を言われていることを知って、どん底に突き落とされたような気がした。

一緒にいる時はそこまで嫌われているようなそぶりではなかったのに「なれなれしかったかな」「テンションがウザかったかな?」などと、どこが悪かったのか自分の態度を省みてみるが答えはわからない。

第一、全人類に好かれるわけがないのだ。こんなことを引きずってしまうのは良くない。バカバカしいと心の中で笑い飛ばしてみせるが、鉛のような重さは取れない。些細なことがきっかけで、何もかもがめんどくさくなってしまった。

そんな時は好きなものを食べて、気分をアップさせるのが一番だと、主人公はコンビニでビールとラーメンを買う。しめて、548円。548円で心を癒やしてくれるなんて安い愛なのだろう。

そう思っていると、コンビニ店員が「ラーメンいいですね」と話しかけてきた。カップ麺ではなく具材をトッピングできる袋麺がいいと意気投合。深夜に食べるラーメンは、背徳感があってたまらない、そんなくだらない話で盛り上がった。

コンビニに寄って、帰って1人でラーメンを作って、ビールを飲むだけだった。それが、気さくな店員さんのおかげで、溜まっていた鬱憤をベラベラと話してしまう。

すると、「そんな時は、ぎゅーって抱きしめるといいですよ」と、店員さんは言った。馬鹿馬鹿しいと笑い飛ばしながらも、主人公はラーメンを食べ終わった後、ぎゅっと自分を抱きしめてみた。

部屋に帰って1人。誰にも話すことができない鬱憤はどんどん溜まっていく。晴れない気持ちが溜まってきたら、好きなものを食べて、好きなものを飲んで、自分で自分をぎゅっと抱きしめてみよう。「自分で自分を大切にできているか」思い返してみるきっかけを与えてくれるぞ。

画像提供:Fuki(@fuki_ii)

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