
現在放送中の仮面ライダーシリーズ「仮面ライダーギーツ」(テレビ朝日系・毎週日曜午前9:00〜9:30)で、孤高のライバル・吾妻道長を好演している杢代和人(もくだい・かずと)。2022年12月18日に放送された第15話では、道長がデザイアグランプリを退場することになってしまい、ますますこの先が気になる展開に。視聴者の人気を集めている道長のツンデレな部分についてや、2023年の目標などを聞いた。
■イジられつつも熱い思いを秘めているというギャップがいい
――杢代さんが演じている吾妻道長は、ツンデレキャラとして人気がありますね。
ツンデレキャラに…なっちゃいました(笑)。ちょっとおちゃめだなとか、可愛いところがあるなとは思っていたんですけど、これがツンデレか!って。「仮面ライダーギーツ」って結構展開が早いし、シリアスなシーンも多いので、その中で道長がクスッと笑えるところを担えているのは、すごく感謝してます。また、イジられつつも熱い思いを秘めているというギャップも、人間味があっていいなと思います。
――もしも自分が、道長のように親友を失ってデザイアグランプリに参加したらどうしますか?
うわぁ、難しい!やっぱり、道長みたいに親友のために戦いたいです。「透(※親友の名前)を生き返らせる」という願いもアリなんですけど、それがデザイアグランプリのルール上できるかどうかもまだわからないので、そしたらもう「一生デザイングランプリを開催させない」にします。親友を失った悲しみを背負い続けるけど、もうこの悲劇を繰り返させないという意味で。“終わりにする”という点では、道長に近いかもしれません。
■演じることの楽しさや難しさを日々感じます
――デザイアグランプリのルールは、少しずつ明かされていてまだ謎が多いですよね。杢代さんが今までに驚いたルールは?
最初、“脱落”と“退場”の話を聞いたときはびっくりしましたし、だからこそゲーム性があるなと感じました。英寿の「負けなければいつか勝てる日が来る」という言葉も「ジャマトにさえ負けなければ、生きてはいけるから、またチャンスはあるよ」ってことだったので、嘘は言ってなかったということですよね。あとは、ギーツの願い事の内容にも毎回驚かされています(笑)。
――2022年もあと少しで終わりますが、今年を振り返っていかがでしたか?
2022年の目標として掲げていたのが「飛躍の年にする」だったんですけど、仮面ライダーギーツに出演できたこともあって、目標に近づけたんじゃないかなと思っています。成長できた年でもあり、いろいろなことを吸収する年でもあったので、本当にいい1年になりました。
――来年の目標は?
現状維持とは言わず、まだまだ大きく飛躍する1年にできたら嬉しいです。仮面ライダーの現場に行っていると、演じることの楽しさや難しさを日々感じるので、これからも演じ続けたいですし、主演でドラマもやってみたい。その夢が叶うように成長して、今年以上に飛躍の年にすることが目標です。
■7人で温泉に入って大部屋に布団を敷いて寝たい(笑)
――もし冬休みがあって、「原因は自分にある。」のメンバーと旅行に行くとしたらどこ?
これは実際にメンバーとも行こうと計画していて、今のところは熱海がいいねと話しています。メンバー7人なので車は2台で、運転手は(武藤)潤と(大倉)空人。泊まるのは絶対に旅館がいいです。7人で温泉に入って大部屋に布団を敷いて寝るみたいな、修学旅行がしたい!(小泉)光咲も、マネージャーさんに「7人で修学旅行に行っていいですか?」って聞いてました(笑)。
――旅の様子を動画などで撮って公開する予定は?
カメラを1台借りようという話もしています。げんじぶってカメラを回さなすぎて、あらゆるイベントを思い出で終わらせすぎなので(笑)。それをどこかで公開するかは別として、単純にカメラを回して記録を残したいなと思います。でも結局みんな動画を回すのがめんどくさくなっちゃいそうだから、インスタントカメラを持っていくのもいいですね。