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「服装自由」の就職面接、自信のコーデで臨んだものの…裏目ばかりの就活記に「元気が出ました」と反響多数

  • 2022年10月2日
  • Walkerplus

学生にとって人生のその後を左右しかねないのが就職活動。とは言え、アルバイト以外の採用面接を受けるのは未知の連続だ。しっかりと準備をして臨んだはずの初めての面接で体験した、予期せぬ展開の連続を振り返った実録漫画にTwitter上で大きな笑いが集まっている。

■はじめての面接、どんな服装で行けばいい?助言を守ったはずが作戦失敗
インパクトあふれる独特の画風で描くハイテンションギャグ漫画を描き、『カッラフルなエッッブリデイ』として書籍化もされた作家のむめい(@mumei10101)さん。8月に公開した就職活動のエピソードも大きな反響を呼んだ。

化粧品ブランドの求人情報を見て「とりあえずチャレンジしてみよ!!」と応募を決めたむめいさん。初めての就職活動で分からないことだらけ。その中でもむめいさんが悩んだのは当日の服装だった。

規定には「服装自由」とあったものの、面接と言えばスーツというイメージがあったむめいさん。どういった服装で臨めばいいか、学校の先生に訊いてみることに。すると先生からは「見た目も大切だからブランドのイメージに合った服装で行く子も多いわよ」とアドバイスを受ける。

応募したブランドはかわいらしいイメージを打ち出している会社で、かわいい服をあまり持っていなかったというむめいさんは、今度はバイト先のオシャレな後輩に相談した。話を聞き、「私の服貸しますよ!!」と、むめいさんの就活を後押ししてくれた後輩。「シンプルな服とあわせてみてください」という助言も守り、フリフリの服でコーディネートを決めたむめいさんは「これで初めての面接はバッチリだ!!」と自信満々で面接当日を迎えた。

だが、面接会場で見たのは、自分以外の全員がスーツ姿という光景。周囲の就活生から集まる視線に真顔を貫くものの、すべてを察したむめいさんは内心で「なんでみんなスーツなんだよ」と動揺。しかしそこでくじけず、「ビジュは死んだが中身で勝負や!!」と気合を入れ直し、いよいよ集団面接がスタートした。

面接官からの質問で、むめいさんの順番に回ってきたのは「最後の晩餐で食べたい物はなんですか?」というもの。ここで挽回すべく、むめいさんは待っている間に「寿司って言うぞ!!」と回答をバッチリ用意していた。

そんなむめいさんにさらなる誤算が襲いかかる。直前の就活生が、同じ質問に「私はお米です」と答えたのだ。お米と寿司で米がかぶってしまい「おもしろみがない」と考えたむめいさん。咄嗟に「豆です」と、特に思い入れもなければちょっと苦手な食べ物を挙げ、自らピンチを招いてしまった。

散々な内容になってしまった面接の結果は案の定不採用。そして、むめいさんが着込んでいた後輩の服が実は「スカートだった」というまさかのオチが待っていたのだった。

■「めちゃくちゃ面白い」悲しい失敗談も大爆笑のギャグに
事前の準備も、面接中の姿勢もしっかり整えたはずなのに、ことごとく空回りしてしまった、悲しくも爆笑必至のエピソード。

Twitterでの投稿には3万件を超えるいいねとともに、失敗談をギャグに昇華した本エピソードに「めちゃくちゃ面白い」「久々にこんなに笑わせて貰いました」「元気が出ました」と、笑い転げたユーザーからの反響が多数寄せられていた。

むめいさんによれば、この面接の際は本当にたまたま見つけた求人で他の候補もないという、まったくのゼロからで臨んだ面接だったとのことで、結果が届いた後「落ち込む事なくすぐ次の面接に行き、しっかりスーツを着て髪もぴっちりまとめて行ったら内定をもらえました。見た目は大事だなと学びました」と後日談を教えてくれた。

また、子供の頃の思い出を描くことが多いむめいさんの作品の中で、大人になってからの体験談を漫画に描く上での違いをたずねると、「あまり違いを意識した事はないですが、大人に近づいた時期の思い出の方が描いていて辛いというか『なんでこんなミスしちゃったんだろうなぁ』『この時、もっとこうすれば良かったのに』と考えながら描くことが多いです」と制作上の裏話を語った。

取材協力:むめい(@mumei10101)

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