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【仔猫を拾ったので】同居猫との別れ。黒猫は遠巻きで見守っている

  • 2022年7月6日
  • Walkerplus

ある日、へその緒が付いた仔猫を道端で見つけた「仔猫を拾ったので」(@konekowohirotta)さん。そのまま保護して、ティチャラと名付け育てることになりました。生死の間際にいた仔猫もすっかり元気になって、すくすくと成長しています。「仔猫を拾ったので」さんのツイートより、心温まる仔猫との日々の記録を紹介していきます。



■ 1116日目
庭(畑)に水やりをしていたところ、ふと視線を感じて振り返ったら滅茶苦茶猫らに見られてた。このあとキジトラと入れ替わりで2歳児も参戦した。視線が熱い。

■ 1120日目
キジトラが亡くなる。早朝突然バタリと倒れてそのままものの数分程?で急死。元気や食欲、排泄など全く問題なく、昨夜も寝る前に2歳児の寝かしつけを手伝う為、おやつをせっついて貰っていた(就寝前のみ猫におやつを与えられるので、オヤスミナサイの合図と共に2歳児の周りをうろつく)。

黒猫は、心臓マッサージの間「ただごとではない」と思ったのか目を丸くしながら周りをウロウロしていたが、キジトラが完全に息を引き取ると時間と共に段々と距離をあけるようになり、最終的に「信玄(キジトラの名前)だよ」と声をかけると「アァー!」と鳴きながらシャーと威嚇をするようになった。

痙攣も涎を垂れ流すこともなく。死後検査を実施したところ心筋症(心臓の筋肉の病気)疑いはあるもののはっきりはしなかった。それ以外はとても綺麗で、顔も本当にただ眠っているような優しい顔であった。
※写真は本日午前1時頃。こちらが寝室に行くのをふたりで待っているが黒猫寝落ち。

■ 1121日目
キジトラ、空に還る。キジトラの大親友である配偶者は、キジトラが倒れてからずっと大泣き。2歳児は「シンイェン(信玄)ネンネ!」とにこにこ指をさし、黒猫は相変わらず遠巻きに見ては目を丸くするだけ。結局最後まで黒猫は近寄ろうとしなかった。

■ 1123日目
キジトラと日中寝室で過ごす事がなくなったので(静かで落ち着くのでキジトラのお気に入りであった)、必然的に割とずっと一階のリビングや和室にいる黒猫。基本的に誰かしらが見えるところで寛いでいる。買い物に行こうと家が無人になりそうになった時「オアァア~…ヒェエ…」と慌てていた。

■ 1202日目
乳児と黒猫が昼寝。最初は乳児だけだったが、気付いたらいつの間にか黒猫が横に。先日の「布団にソッと顎を乗せていた」どころではなくもうガッツリ横を陣取っている。乳児が起きたあとも、乳児自体に驚異を感じていないのか(実際乳児はさほど黒猫に興味なさそう)そのまま寝続けていた。

■ 1219日目
珍しくゴミ箱を漁る黒猫。普段全くゴミや人間の食事に興味を示さないのにどうしたと思ったら、2歳児が黒猫のごはんを一粒ふざけて入れてしまったらしかった(逆にキジトラは食事に手を出したり、不満があるとゴミ箱の蓋を開けてビニールゴミを引っ張り出して人質にとったりしていた)。

■ 1229日目
バウンサー(ゆりかご)より歩行器(歩行補助の遊具)がブームになってきた乳児。不慣れで自在には動かせないものの視点が変わって楽しいらしく、バウンサーは今やほぼ黒猫しか使っていない状態に。処分も視野にと思っているが、黒猫が使っているのを見ると、「もう暫くは…」となっている。

■ 1234日目
乳児が寝たあと、寝相で転がった時用に一応座布団でも横に置いておくかと用意していたら、どこからともなく黒猫が現れ、まるで自分用に用意されたかのように迷いなくゴロリ。そのまま秒で寝た。乳児はその後寝相で転がったが黒猫の尻に弾き返されて布団に戻って寝続けた。

■ 1252日目
壁と同化する黒猫。気配を消しているのか敵意が無いことを乳児にアピールしたいのか。いずれにせよ乳児は2歳児ほど黒猫に興味がないのか、居て当然と思っているのか黒猫をひと揉みすると、最近スピードアップしてきたほふく前進でズリズリ這いながら黒猫のもとを去っていった。

■ 1290日目
相変わらず近くにいてもあまり干渉しない乳児と、愛がちょっと(物理的にも)重い2歳児。どちらの対応にも慣れている黒猫。

■【この時期の特徴・注意点】夏の時期は蚊やダニ要注意!
暑い時期に気をつけておきたいのは、虫からの感染症。今回は蚊から感染するフィラリア症とマダニの寄生についてご紹介します。どちらも犬へ感染する病気と思われている方も多いですが、猫にも感染するので注意が必要です。

犬の場合、通常フィラリア症はフィラリア(犬糸状虫)に感染した犬の血を吸った蚊が、別の犬の血液を吸うことで感染します。吸血された皮膚からフィラリアの幼虫が犬の体内に入り込み、数ヶ月かけて成長し最終的に心臓や肺の血管に30cmほどの糸状の成体となって住み着くことで様々な症状が現れます。

猫はフィラリアの本来の宿主では無いため、成虫までたどり着く前に血管内で死滅してしまうことが多いですが、死滅したフィラリア幼虫自体が肺にダメージを与えて呼吸困難等の健康被害を引き起こすことがわかっています。嘔吐や咳、呼吸困難、食欲不振などの体調不良をはじめ、最悪の場合は突然死してしまうこともある恐ろしい病気です。

もう一つのマダニは草木に潜む虫で、犬や猫の体に寄生して吸血します。犬猫への直接寄生でなくとも、飼い主が庭や公園を歩いた際に裾にくっつけてしまい、家に持ち帰って飼い猫に感染させてしまうケースもあるので、室内猫でも注意が必要です。マダニは猫に寄生すると、耳の後ろや目の周辺など、毛の薄い箇所を好む傾向があります。マダニに大量寄生されると貧血を引き起こしたり、マダニが持つ病原体から甚大な感染症を引き起こしたりすることもあります。ダニが媒介する病気の中でもSFTS(重症熱性血小板減少症候群)は人にも感染し重症化して死に至ることがあるので、これらを防ぐ為にとにかく予防がとても大切となります。

病院ではフィラリアやマダニの対策として内服薬や滴下薬などを処方してくれますが、猫の場合は月に1度、首の後ろに垂らす滴下薬が使いやすく有名です。春から秋まで、あるいは通年予防など習慣づけながら、できる限り感染を防いでいきましょう。

※【この時期の特徴・注意点】は獣医監修の文章ですがあくまで一般例となります。これに当てはまらない例もありますのでご注意ください。


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