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グランピング徹底解剖!「Glamping Spa SENDAI 杜 〜KOMOREBI〜」(宮城県仙台市太白区)|プライベート露天風呂付き!仙台市初のドーム型テントグランピング施設が誕生

  • 2022年4月8日
  • Walkerplus

宮城県仙台市を代表する観光地・秋保(あきう)温泉。1995年開業の温泉旅館「奥州秋保温泉 蘭亭(らんてい)」の敷地内に2021年8月にオープンし、話題を呼んでいるのが「Glamping Spa SENDAI 杜(こもれび) 〜KOMOREBI〜」だ。

3つのテーマに分かれたテントや、専用の貸切露天風呂、BBQコテージなど、プライベート空間で過ごせるグランピング施設でありながら、旅館の大浴場や食事、そしてカラオケ(有料)などの楽しみも享受できる。まさにグランピングと温泉旅館の”いいとこ取り”をした施設だ。その魅力を取材してきた。

■【アクセス】仙台中心部からわずか30分。気軽に非日常体験を味わえる
秋保温泉は仙台の中心部から車で約30分。東北自動車道・仙台南ICからは、国道286号線を経由して車で15分ほど。里山の景色を眺めながら車を走らせていると、大きなこけしの像が出迎えてくれた。

こけし像を過ぎて、少し車を走らせるとたどり着く旅館街の中でも、ひと際落ち着いたエリアに佇むのが、温泉旅館「奥州秋保温泉 蘭亭」だ。その敷地内に今回紹介するグランピング施設「Glamping Spa SENDAI 杜〜KOMOREBI〜」がある。

設けられた3棟のテントにはそれぞれテーマがあり、ギリシャ語で「Zeon(ゾーオン):動物」、「Gunay(ギュネー):女性」、「Astel(アステール):星」という名前が付けられている。テントは断熱材で覆われ、機密性もばっちり。エアコンも1台完備されているので、夏でも冬でも快適に過ごせる造りとなっている。
最大収容人数は5名。ベッドは各部屋2台設置され、3名からは簡易ベッドが用意される。外からの視線を気にすることなく、自然の声に耳を傾けながらゆったりと体を休めることができるだろう。それではさっそく、趣向が凝らされたテントをひとつずつ紹介しよう。

■【Zeon(ゾーオン)】ドッグラン併設!愛犬と一緒に過ごせるひととき
「Zeon(ゾーオン)」はギリシャ語で動物の意。こちらのテントのテーマは、愛犬と一緒に過ごせるペット滞在型グランピング。「大切な家族であるワンちゃんとすてきな思い出を作ってもらいたい」という想いから生まれたそう。ドックランも併設され、飼い主にも愛犬にもありがたいサービスが行き届いている。

ペット連れの宿泊となると、ただでさえ荷物が多いうえに、ケージがかさばって持ち運びも大変だ。しかし、ここには小型犬用のケージのほか、水やエサなどの食器、ペット用シーツ、体拭きシート、水筒、消臭スプレーを完備されている。これらはすべて料金に含まれているので自由に利用可能だ。

テントに併設された専用のドッグランには、ヒノキのウッドチップが敷かれており、愛犬の足への負担も少ない。もちろん貸切なので、周りを気にすることなく、子供も一緒に思いっきり駆け回れるのがうれしいポイントだ。

各テントには貸切露天風呂が付いているが、「ゾーオン」にはなんとワンちゃん専用のバスタブも!ドッグランで遊んだあとに、疲れた体を一緒に癒やすことができるなんて、なかなか味わうことのできない貴重な体験だろう。

■【Gunay(ギュネー)】ガーリーなインテリアで女子会にもおすすめ!
「Gunay(ギュネー)」はギリシャ語で女性。その言葉どおり、こちらは女性をターゲットにしたテーマで展開されている。ピンクでまとめられた室内には、プリンセス気分にさせてくれるアイテムがたくさん。天井から吊り下げられた天蓋やフリルの付いたベッドシーツ、シャンデリアなど、テンションが上がること間違いなし!

女子会利用など女性グループにおすすめの「ギュネー」。カワイイがたっぷり詰まった空間で、思う存分ときめいてみよう。

■【Astel(アステール)】天体望遠鏡で星空観察も。ロマンあふれる夢の空間
「Astel(アステール)」はギリシャ語で星。3つあるテントのうち一番人気だというこちらは、名前のとおり星空がテーマ。室内には天体望遠鏡が用意されており、星空観察をすることも可能。子供はもちろん、大人の好奇心もくすぐってくれる。

ドーム型のテントは天体ショーにはうってつけ。備え付けのプラネタリウムで星空を室内に投影することもできる。

まるでテントが宇宙と一体になったような不思議な心地にさせてくれる「アステール」。夏や天気のいい日は、外で天体望遠鏡を片手に語り合うのもいいかもしれない。

■【お風呂】プライベート露天風呂が最高!本館の大浴場も利用OK
ここからは3つのテント共通の設備を紹介しよう。まずはそれぞれに併設された貸切の露天風呂。開放感あふれる空間で、ゆっくりと湯浴みをすることができる。プライベート利用なので、朝でも夜でもいつでも好きな時間に入れるのがうれしい。

シャワーブースや洗面台、トイレなども各部屋に完備。広々としたスペースで清潔感もあり、ログハウスのような造りもまた温かみがある。

またグランピング利用者は本館の3階にある大浴場も利用可能だ。宮城県内唯一である畳風呂で、趣が異なる湯を楽しむのもいいだろう。

■【食事】夕食は豪華食材でBBQ!朝食はおしゃれなピクニックバスケットで
宿泊プランは1泊2食付、1泊1食付、素泊まりから選べる。1泊2食付のプランを選べば、夕食は併設のウッドデッキで豪華なBBQも用意される。

豪華食材が並ぶBBQの内容は、グレードアップした黒毛和牛ステーキをメインに、7種類の肉、3種類の魚介、たっぷりの野菜、巻き寿司、いなり寿司、焼きマシュマロ、フルーツなどがセットになっている。

食材の持ち込みも可能なので、好きなキャンプ料理をみんなで楽しめるのもありがたい。食材は旅館街にあるスーパーやコンビニなどで調達しよう。

さらにうれしいのが、飲み物もすべて宿泊料金に含まれているという点。オレンジジュースや炭酸などのソフトドリンク、日本や海外ブランドのビールなど13種類が飲み放題!ドリンクがなくなれば追加注文も可能だ(追加注文は17〜21時までの受付)。秋保の大自然の中で、飲んで食べて大いにリフレッシュしよう。

朝食は本館で和食バイキングも選べるが、SNS映え抜群のピクニックバスケットがおすすめ。時間になるとスタッフがバスケットを運んできてくれるので、わざわざ朝食のために本館まで足を運ぶ必要はない。チェックアウトの最後の最後まで、ゆっくりとした朝を過ごしたいという人にはぴったり。

■【周辺観光】秋保温泉周辺には自然散策や工芸体験なども充実
チェックアウト後もまだまだ楽しみは尽きない。秋保は自然環境も豊かで、峡谷沿いには遊歩道も整備されている。空気もおいしく、せせらぎが耳を癒やしてくれる。

周辺には秋保工芸の里もあり、こけしの絵付け体験なども人気だ。陶芸、本革小物作り、吹きガラスなどを体験できる施設も点在しているので、旅の思い出作りに立ち寄ってみよう。

■【ニュース】2022年にはさらに増設の予定も…!
趣向を凝らしたこのドーム型テントグランピングは、2021年8月のオープン後、瞬く間に人気施設となった。2022年5月には7棟が増設される予定で、ますます新たなコンテンツも期待できそうだ。

オープンに至った経緯を支配人の松本敦さんに伺うと、
「コロナ禍で何か新しいことに取り組めないかと考えました。屋外で、プライベートな空間で、密を避けながら楽しめる、インパクトのあるもの…。全国的なグランピング人気も後押しして、仙台市初の“ドーム型テントグランピング施設”を誕生させました」とのこと。

7月にはプールサイドにトレーラーサウナ「ロウリュ」も導入予定。ロウリュとはフィンランドの入浴方法で、熱した石に水をかけることで蒸気を出し、温度・湿度共に上昇させるミストタイプのサウナ。

サウナで汗をかいて、シャワーを浴びたら、目の前のプールでひんやりと体を癒やす。そんな爽快なリフレッシュ体験ができる日はそう遠くない。さらにキッチンカーで飲食の提供も構想中だといい、次々とあふれ出てくるアイデアにスタッフたちの愛がひしひしと感じられた。

里山の大自然を享受し、プライベート空間で気心知れた仲間たちと過ごす時間。そして露天風呂にゆっくり浸かりながら日頃の疲れを癒す。そんな、これ以上ない最高の体験を「Glamping Spa SENDAI 杜 〜KOMOREBI〜」でぜひ!



取材・文=ジェンティーレ恵

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