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斬新なフレーバーが続々!ファミリーマートの中華まんのこだわりについて、担当者に聞いてみた

  • 2022年3月8日
  • Walkerplus

コンビニの定番メニュー・中華まん。特に肌寒い今の時期、身も心も温めることができます。コンビニ各社ともオリジナルの中華まんを展開していますが、これらのうち、特に個性的なメニューを展開しているのが全国約1万6600店舗を展開するファミリーマートです。定番の肉まんやあんまんだけでなく、相当なこだわりを感じる中華まんが限定発売されており、店頭に商品が並ぶたびにワクワクし、全部食べたくなるほど。

今回は、そんなファミリーマートの中華まんのこだわりと、意外なトリビアについて同社の中華まん担当・松本有沙さんに聞いてみました。

■2017年に「生地2回発酵」の改善が行われていた!

まず、ファミリーマートの中華まんのこだわりとカテゴリーの区分について聞きました。

「ファミリーマートの中華まんは、ありがたいことに『具材に個性がある』と言っていただけることがあるのですが、実は『生地』『具材』『味付』全てに対し徹底したこだわりを持って作っています。また、今期のファミリーマートの中華まんには大きく2種類の生地があり、1つは中華まんの生地をひねっているタイプ、もう1つがツルンとしたタイプです。生地をひねっているものは、生地にダメージを与えないよう配慮しながら、生地の美味しさ・香りを向上させています。従来は1回のみの発酵によって作っていましたが、2017年度から2回発酵を行うことで、より風味高い味わいを表現しています。

そして、ツルンとしたものは、ふんわりとした食感に仕上げています。いずれの生地も、従来は1回のみの発酵によって作っていましたが、2017年から2回発酵を行うことで、より風味高い味わいを表現しています」(ファミリーマート・松本さん)

他方、冒頭でも触れた通り、ファミリーマートの中華まんにはやはり個性的なフレーバーが限定で発売されます。こういったものは例年いつ頃から発売がスタートするのかも尋ねてみました。

「企画は常々行なっていますが、こういったバラエティに富んだ中華まんを限定発売するのは例年8月中旬くらいから3月にかけてです。お客さまが『どんな味を求めているか』『どんなニーズを欲しているか』といったことを調査し展開しています」(ファミリーマート・松本さん)

■全国のファミリーマート最新の注目中華まんを5品レビュー!

この冬もこだわりの中華まんを販売したファミリーマートですが、ここで特に気になった以下5点の中華まんを筆者もいただきました。

【とろ〜りチーズの濃厚ピザまん(130円)】

まずいただいたのがオレンジ色の見た目がかわいい、「とろ〜りチーズの濃厚ピザまん」。かじった瞬間にまず感じるのが生地の香りと餡の絶妙なバランス!しかも具材はトマトソースの酸味と甘味が複雑に入り組んだもので、トロトロのチーズとの融合はまさにイタリアンの味わいでした。

【極旨 黒豚まん(198円)】
続いて「極旨 黒豚まん」をいただきます。かじると、生地の優しい味わいにまず感動しますが、さらに旨みがたっぷ詰まった肉餡のジューシーな旨みにまたビックリ。生地・肉餡双方のバランスが贅沢な一品です。

【じゅわっと旨み引き立つ本格肉まん(130円)】

次は「じゅわっと旨み引き立つ本格肉まん」をいただきます。繊細かつ強い個性を感じる生地もさることながら、ジューシーな肉と、肉汁がたっぷり含まれた餡の旨みが濃厚で結構な食べ応えです。肌寒さが残る春先、体を温めながらお腹もしっかり満たしたい際にはオススメの一品だと思いました。

【京都 宇治抹茶あんまん(黒蜜ソース入り)(130円)】

新作の「京都 宇治抹茶あんまん(黒蜜ソース入り)」もいただきました。まず生地に抹茶のほのかな香りがあり、優しい甘さと清涼感を感じます。その中にある餡は練り込まれたこしあんと黒蜜によって奥深い甘さを表現しており、これがまた美味!どことなく上品な印象の、これまでに食べたことがないあんまんでした。

【CoCo壱番屋監修 大盛りチーズカレーまん(198円)】

最後は「CoCo壱番屋監修 大盛りチーズカレーまん」をいただきました(現在は終売)。ファミリーマートの中華まんでは、これまでにCoCo壱番屋監修のカレーまんを複数展開しており、いずれも大好評だったとのこと。さらに本商品は従来の商品に対し、約1.66倍の大盛り仕様です。

さっそくいただきましたが、複雑に絡み合うカレー餡がまず美味しく、さらにチーズによって濃厚なパンチを与えてくれます。大盛りの食べ応えと合わせて十分な満足感を得ることができました。

■ファミリーマートで中華まんが最も売れる時期は……!?

前段の松本さんのお話の通り、いずれの中華まんも「生地」「具材」「味付」ともに優れたものばかりであり、さらに「大盛り仕様」の商品は一品でも一食として捉えることもできそうな贅沢な一品でした。

これだけクオリティーの高い中華まん、通年を通していただきたい!と思った筆者でしたが、暖かい季節になると、店頭の中華まんケースが空になっていたりすることも。こういった中華まんにまつわる素朴な疑問や謎についても松本さんに聞いてみました。

「ファミリーマートの中華まんは例年3月くらいまでがピークで、8月中旬頃までは店頭によって品薄になることがあります。ちなみに年間を通して最も中華まんが売れる時期は12月で、その次が11月です。その年の寒さを強く感じる季節にお買い求めいただく方が多いように感じています」(ファミリーマート・松本さん)

松本さんによると、ファミリーマートの中華まんは、かつては地域限定商品もあったそうですが、現在は全国各地で同じ味をいただけるようです。ただし、その売れ行きには地域ごとに微妙な違いがあるとのこと。さらに聞いてみました。

「例えば、あんまんで言いますと、全国どこでも『こしあん』『つぶあん』のあんまんを流通させていますが、日本の東側では『こしあん』が売れ、日本の西側では『つぶあん』が売れる傾向があります」(ファミリーマート・松本さん)

それぞれの地域での食習慣が反映された売り上げデータのようで、実に興味深く思いました。最後に、どんなシーンのときに食べるのがおすすめかについても聞いてみました。

「どんなシーンでも気軽に食べられるのが中華まんだと思っていますので、朝食、昼食、おやつどき、夜食などの、小腹がすいたとき全てにおすすめしたいです。『生地』『具材』『味付』全てにおいて、こだわり抜いたファミリーマートの中華まん、今後も是非ご愛顧いただければ幸いです」(ファミリーマート・松本さん)

個性的な印象を抱いていたファミリーマートの中華まんですが、松本さんのお話から、味への強いこだわりとさまざまなトリビアを知ることができました。ファミリーマートの中華まんをいただく際、こういった思い・トリビアを合わせて噛み締めると、より一層美味しさを感じることができるかもしれません。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

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