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今やメガネもサブスク!?子供の成長や好みに合わせ「何度でも」メガネを作れるサービスが凄すぎる!

  • 2022年3月12日
  • Walkerplus

昭和生まれの筆者が初めてメガネをかけたのは小学4年生のころ。当時はメガネをかけている同級生が少なかったうえ、その頃に流行していたアニメの主人公と同じ黒ぶちメガネだったため、気恥ずかしく感じていたことを覚えている。

時は流れて令和の今、パソコンやスマートフォンなどさまざまなデバイスの影響もあり、日本では近視の子供が増加傾向にあるという。そんな時代に「メガネの田中ホールディングス株式会社」では、メガネの定額制サービス「NINAL(ニナル)」を2019年にスタート。今では広く浸透し、「メガネの田中」各店を訪れる多くの人が利用しているそう。

メガネのサブスクとは一体どんな内容なのか?その魅力はなにか?今回は子供用の定額制サービス「NINAL step」に着目し、同社の広報担当・林麻夕美さんに話を聞いた。

■2021年12月に、心斎橋店がクリスタ長堀内に移転OPEN!そもそも「メガネの田中」とは、どんな会社?
「メガネの田中」は1913(大正2)年に広島市で「田中眼鏡店」として創業。メガネのほか補聴器も取り扱い、「見える驚き、見られる喜び」「聴こえる驚き、話せる喜び」を提供し続け、現在では全国で約100店舗を展開している。

「『メガネの田中』では創業当時より“半医半商”を掲げ、メガネ・補聴器を医療器具の一つとして捉え、お客様ひとりひとりに最適なものを提供してきました。メガネを作る際は21項目もある詳細な視力チェックを行い、クリアで快適に見える品質の高いレンズだけを提供しています。3世代で愛用してくださるご家庭も多く、創業地である広島県では、お子さんが初めてのメガネを作る時に弊社を選んでくださる親御さんが多いんですよ」と林さん。

実際、広島市内でメガネをかけている子供の多くが「メガネの田中」を利用しているそう。格安メガネ店が増えるなか、「子供には品質のいいものを」との親心から、「メガネの田中」がとても信頼されていることがうかがえる。

■年々利用者が増えている子供用の定額制サービス「NINAL step」とは?
3年間の契約中に2回、メガネを作り直せる大人用定額制サービス「NINAL」の子供バージョンが「NINAL step」。子供の成長や好みに合わせて何度でもメガネを交換できるのが特徴だ。“何度でも”とはずいぶん太っ腹な気がするのだが、一体どのような理由でスタートしたのだろう。

「お子さんの視力は変わりやすいうえ、成長に伴って顔の大きさも変わります。さらに、メガネを落としたり、踏んでしまったり…壊してしまうことも珍しくありません。そのような点をカバーして、お子さんに最適なメガネを利用していただきたいという思いから、『NINAL step』が誕生しました」

林さんは、成長を見越してサイズの大きいフレームを勧める保護者の姿を店頭で見て、心苦しい思いをした経験があると話してくれた。

「サイズが合わないメガネを使うと、鼻からずり落ちたり頭が痛くなったりと、不快なことが起こってしまいます。そしてそれが原因で『もうメガネはかけたくない』という思いにつながる可能性も。『NINAL step』の導入には、成長に伴いメガネのサイズが変わった時や壊れた時、すぐに交換し、健全に使っていただきたいという気持ちが込められているんです」

■人気ファッションブランドのフレームも!豊富な種類も魅力
「メガネが必要になった時、『嫌だな』とネガティブな気持ちにならないでほしい」と話を続ける林さん。

「メガネは服や帽子のようにファッションの一つとして楽しめるものです。そのため、スポーツブランドや女の子に人気のファッションブランドのフレームなど約300種類の子供用フレームを用意しています。『NINAL step』を利用すれば、好きなフレームがいつでも自由に選べるので、特におしゃれ意識の高い女の子に喜んでもらっています。フレーム選びに迷って『今回は水色のフレームを選んだけど、次は赤色にしようかな』と、次のメガネまで楽しみにしているお子さんもいらっしゃいました」

一人ひとりに合わせた商品を提供できる人材がそろうのも、同社が信頼される理由の一つ。

「負担を感じず楽にかけられるメガネを作るためには、レンズの大きさや耳と鼻に当たる部分の加減、メガネをかけた時にレンズの中心部に黒目が位置しているか…などをきっちりと見極められる熟練のフィッティング技術が必要です。弊社では豊富な知識を持ち、しっかりと経験を積んだスタッフが適切なレンズを選び、フレームのフィッティングを行っています」

顔の印象を診断してバーチャル試着ができる独自のアプリも導入。「思いがけない1本に出会えた!」と、喜びの声も多いそう。

■すべての人に「見える驚き、見られる喜び」「聴こえる驚き、話せる喜び」を!
メガネの田中の社長、デイミアンホール氏はアメリカで暮らした経験から、日本では同じメガネを3~4年使う人が多いことに驚いたそう。

「アメリカではメガネは医療品として取り扱われ、有資格者が販売しています。年に1度程度、定期的に視力のチェックすることが普通の感覚だったので、とても驚いたようです。メガネは見え方をサポートするもので、私たちはお客様の生活に深く関わっています。目を守って、一生涯明るく楽しい日々を過ごしていただくため、年に1度はきちんと調整して、品質がよく気に入ったフレームのメガネで過ごしていただきたい。そのような新しいメガネの文化を日本に定着させていきたいと考えています」

同社ではさらに、補聴器の定額サービス「聞こえの定額ケア」も展開。

「難聴は高齢者に多いと思われがちですが、最近では、若い方にも増えています。ヘッドホンやイヤホンを使い、大音量で長時間にわたり音楽を聴くことで、耳を酷使して発症することがあるようです」

また高齢者のなかには、聞こえにくいことが起因となって認知症になる方もいるのだそう。「聞こえ」をサポートすることも、その人の明るく楽しい日々に直結していると林さんは話す。

同社の考え方はSDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」に貢献しているようにも思えるが、定額制のサービスを始めたきっかけは「SDGsへの貢献」ではないのだそう。また、同社では国際慈善団体を通して「聞こえの定額ケア」などに使われた補聴器を、貧困や紛争などでケアが受けられない方に贈っているそう。その取り組みはSDGs目標8「つくる責任 つかう責任」に貢献しているように思う。

同社の定額制サービスが浸透すれば、かつての筆者のように気恥ずかしい思いをすることなく、明るい気持ちで過ごせる子供が増えるのではないだろうか。

取材・文=吉田英子

※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

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