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徹底解剖!「ジブリパーク」が2022年11月1日に開業!!「耳をすませば」「となりのトトロ」の世界を体感!!

  • 2022年1月28日
  • Walkerplus

愛知県が「愛・地球博記念公園」内に建設を進めている「ジブリパーク」。その施設概要を発表する記者会見が2022年1月27日に現地で行われた。

開業日は2022年11月1日(火)。5つのエリアが整備され、まずは先行して「青春の丘」「ジブリの大倉庫」「どんどこ森」の3エリアがオープンする。残る「もののけの里」「魔女の谷」の2エリアは約1年後となる2023年度中のオープンを目指す。

■「夢だけど、夢じゃなかった!」大村知事や鈴木プロデューサーも期待!
会見には、大村秀章愛知県知事と、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが登壇。大村知事は「映画の主人公になったような気分で遊べる唯一無二の公園施設を目指す」と意気込み、「夢だけど、夢じゃなかった!」と「となりのトトロ」の名台詞を引用しながら期待感を語った。さらに、鈴木プロデューサーも「僕が、楽しいと思いました。ぜひ期待してください!」と力強い言葉で会見を締めくくった。

■現地の様子を初公開!「あるものを上手く活かす」新しいテーマパークのカタチ
会見のあとは、宮崎吾朗監督と共に建設中の工事現場から「青春の丘」エリアと「ジブリの大倉庫」エリアを見学。現地の様子を初めて公開した。

「青春の丘」エリアには、映画「耳にすませば」に登場する「地球屋」をリアルに建設中。もちろん、店の前にあるロータリーや、その中央に植えられた大きな木も再現される。店内には、細部まで完全再現された、あの、からくり時計も展示される予定とのことで、楽しみだ。地下1階に降りればバイオリン工房があり、単なる展示ではなく実際にバイオリンを作っているようにする計画とのこと。まさに、映画の中に入り込んだような気分になれるに違いない。

公園には階段も多いが、エリア内にもともと設置されていたエレベーター塔はそのまま生かすことに。映画「天空の城ラピュタ」や映画「ハウルの動く城」などの世界観を連想させる19世紀末の空想科学的要素を取り入れた内外装に改修し、スタジオジブリの世界観に馴染むように整備している。

「ジブリの大倉庫」エリアも、もともとある設備を活用するリノベーションの発想で作られている。2018年に営業を終了した温水プールの建物を生かし、ガラス張りになった温室内部にいくつもの建物や広場を配置。スタジオジブリが所蔵する絵画や大型造形物を展示するほか、映画館のようなシアターになる映像展示室、子供たちが自由に遊べるネコバスルーム、映画「天空の城ラピュタ」の世界観をイメージした天空の庭、ショップ&カフェなど、見どころが満載だ。

吾朗監督が「このエリアだけで2~3時間はかかる。東京にある『三鷹の森ジブリ美術館』がそのままスポッと入るくらいの規模感」と話すように、目玉エリアのひとつになりそうだ。

また、この日は公開されなかった「どんどこ森」エリアには従来から人気を博していたサツキとメイの家があり、映画「となりのトトロ」の世界観を感じられる場所となる。家の裏手から山頂まで散策路を整備し、吾朗監督が「山の上に楽しいものがあったらいいなと思って考えた」というトトロの形をした木製遊具「どんどこ堂」を設置。トトロのなかに入ることができる(利用は小学生低学年まで)。

■有料エリアへの入園は事前予約制を検討中
少しずつ全貌が明らかになってきた「ジブリパーク」。国内外から注目されているスポットだけに、入園方法も気になるところだ。大村知事によると「今回新しく整備する5つのエリアは有料だが、価格はお手頃になると思う。日時指定の事前予約制になるが、できるだけ多くの人に利用してほしい」とのこと。予約方法や開始日などの最新情報は、2月1日(火)12:00にオープンする「ジブリパーク」の公式サイトで段階的に発表されるので、気になる人はぜひチェックしてほしい。

「ジブリパーク」が開園しても「愛・地球博記念公園」は今まで通り無料で利用できる。なかなか予約が取れなかったとしても、無料エリアにある芝生広場などから「地球屋」などの建物外観を眺める、なんて楽しみ方もできそうだ。


※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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