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【漫画】独特すぎる作風でTwitterを席巻した爆笑必至の体験談!「思いきり自由に」と開き直り

  • 2022年1月5日
  • Walkerplus

2021年、ウォーカープラスではSNS発の人気漫画をさまざま紹介してきた。いいねやRTが集まる“バズり”は、その時々のトレンドや反響がダイレクトに反映されるが、ウォーカープラスが取り上げた作品の中でも特に反響の大きかった作品で、2021年を振り返りたい。

■小学生の「やらかし」エピソードを独特のセンスで漫画に、SNSで爆笑誘う
2021年3月にTwitterに投稿され、たちまち10万いいねを集めた「学校にマニキュアをしていったら」。作者のむめい(@mumei10101)さんの小学3年生の頃の思い出を描いたフルカラー漫画だ。

“凶器のよう”とたとえられるぐらい長い爪を鮮やかに塗っていたむめいさんの親戚のおばさん。ある日おばさんから「あんたが大人になったら使いなさい」とプレゼントされたオレンジ色のマニキュアにまつわる失敗談を描いている。

おばさんの言葉を無視してマニキュアを塗ってしまったむめいさん。高揚感に浸ったまま翌日登校したものの、しばらくして、全ての爪が紫色に染まっていることに気付く。実はおばさんがくれたマニキュアは、紫外線が当たると色が変わるというアイテムだったのだ。だが、そのことを知らないむめいさんは、何をしてもとれないマニキュアを見て「あたしのツメ…腐っちまったんだ…」と一気に凹んでしまう。

同級生から「保健室に行こうよ」とすすめられるも「絶対にひみつなの!!」と頑なになるむめいさん。けれど子供の間の“秘密”はもろいもの。次から次へと伝言ゲームとなり、伝え聞いて「こっちくんな!!」と指さす男の子に「だんだんむらさきになる」呪いをうつしたりと事態は混迷。

最後には先生にも気づかれ、「むめいさんは今のままの手が一番美しいですよ」とやさしく諭され綺麗にまとまると思いきや、先生の手を見て「毛が生えているので美しくないと思います」と余計すぎる一言を返してしまったという、失敗続きのエピソードだ。読者からは「全てのページめっちゃ笑いました」「名作に出会ってしまった」「最後のオチなんですか?!」と大反響を呼んだ。

■「開き直り」から生まれた作風、新年も「変わらずマイペースに」
作者のむめいさんはその後もおばあちゃんの家での思い出を描いた「ばぁちゃんのカツラ」が5.1万いいね、高校時代に経験した笑ってはいけないシチュエーションを振り返る「ヨシダのモリオ」が8.3万いいねと、SNS上で確かな支持を集めている。いずれも独創的なタッチやカラフルな色づかいと、エキセントリックな展開ながら、どこかノスタルジーや親しみを感じる作風が特徴的だ。

むめいさんによれば、以前はSNSで活動するクリエイターが描くクオリティの高い絵に憧れ、漫画のルールを意識し過ぎていた時期もあったというが、「思いきり自由に描こう」と開き直ってから現在の作風に至ったと話す。各エピソードは「当時はショックだった出来事や失敗も、時間が経てば笑い話になる」ことを意識して制作しているという。

昨年4月にはWEB連載「カッラフルなエッッブリデイ」がスタートするなど、転機の年になったむめいさん。「初めて連載もさせて頂き、あっという間の1年でした。今まで何も考えずに好きなように描いていたので、話の構成やオチを考えるなど頭を使って描くのはとても大変でした」と2021年を振り返り、「いろいろ考えたんですが…やっぱり来年も変わらずマイペースに漫画を描いていきたいです」と新年の抱負を教えてくれた。

取材協力:むめい(@mumei10101)さん

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