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【パグ漫画】嫁いびりとみせかけて溺愛。「パグ嫁と姑」のツンデレ姑が憎めない!

  • 2021年6月8日
  • Walkerplus

パグの家族「ぱぐ沢一家」を中心に、何気ない日常が描かれている漫画「パグ嫁と姑」。優しいけどどこか抜けているパグ夫、妻のパグ美、その2人の子供・とみとめぐみ、そしてパグ夫の母・とめの5人で暮らすぱぐ沢一家。嫁VS姑…かと思いきや、姑・とめが嫁・パグ美を溺愛し、見事なツンデレぶりを発揮するホームコメディだ。Twitterやブログで毎日更新されるのを楽しみにしているファンも多く、2021年4月にウォーカープラスで紹介した際は「姑パグに惚れそう」「癒やされる」などと好評だった。

今回は作者であるよしこさん(@menglish222)に、 数ある作品のなかから特にとめのツンデレが印象的な作品を選んでもらった。

■パグ美をとことん甘やかすとめ
まずは、ツンとデレがはっきりと分かる2つの作品。掃除機をかけるパグ美に、とめが「やかましいねぇ」「休みだってのに朝から掃除なんかして!出ていきな!」と言い放つ『追い出す』。とうとう、とめも嫁いびりか…と心配になるが大丈夫。「休みなんだから休めば!?」とパグ美ととみにおこづかいを渡して遊びに行かせる、いつも通りの甘いとめだった。

『嫁を問い詰める姑』では、夢中で遊んでいたから夕飯がまだできていないと言うパグ美に、とめが「ハァ~!?遊んでただって~!?」「具合が悪いとかじゃないのか…」と激しいツンデレを見せる。

「前半は典型的な『いやみ』を言う義母にビクッとする嫁という設定。姑が出てくる漫画は大半がこのような構成ですよね。後半は嫁を追い出して遊びに行かせたり、嫁が好きすぎて心配が止まらなかったり、デレ部分が漏れ出ています」

■家族への愛が強すぎるとめ
次は、とめの家族思いな一面をご紹介。『嫁いびりの秋』では、栗ごはんの“栗をむく”という大変な作業を、パグ美のためにせっせとやるとめ。「これだけむいて放置すれば、嫁はイヤでも栗ごはん、甘露煮、きんとんと作るしかないし…」「嫁いびり楽しすぎるし…」と照れ隠しするのがかわいい。

また、パグ夫ととみがおまつりに行こうとする『潜入』で、「SPつけるかい」と行き過ぎた心配をするとめ。最終的に家族を守るために、祭りの出店で働きながら自ら厳重な警備をするという大胆な行動に出る。家族への愛の大きさに感心せざるを得ない。

最後は、『部下の世話もたいへんだし!』。職場でもツンケンするが、部下のおつかいを進んでやってしまうというツンデレを炸裂させるとめ。

「職場でも最初は部下たちに恐れられていましたが、すぐに本性がバレて…。今はツンケンしても軽くあしらわれているようです」とよしこさん。「『パグ嫁と姑』は読んだ人がニコニコできるような作品を目指して描いています。姑がツンツンして嫁がオドオドして…というパターンが多いですが、そのワンパターンの『お約束』が読む時の安心感につながってくれたらいいな、と思っています」と話す。

パグ美はもちろん、家族やそのまわりの犬たちみんなを幸せにするとめのツンデレ。きっと憎めないとはこのことだ。

取材・文=重藤歩美(関西ウォーカー編集部)

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