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【パグ漫画】嫁VS姑かと思いきや…嫁を溺愛するツンデレ姑にほっこりする「パグ嫁と姑」

  • 2021年4月19日
  • Walkerplus

よしこさん(@menglish222)がTwitterやブログで配信している漫画「パグ嫁と姑」。パグの家族「ぱぐ沢一家」を中心に、何気ない日常が描かれている。ぱぐ沢一家は、優しいけどどこか抜けているパグ夫、妻のパグ美、その2人の子供・とみとめぐみ、そしてパグ夫の母・とめの5人暮らし。特に嫁・パグ美を溺愛する姑・とめのツンデレぶりが印象的で、読者からは「嫁も姑も大好き」「鬼気迫る愛だ」「2人とも尊い」など、パグ美ととめの関係を羨望するコメントが多く寄せられている。

今回は、よしこさんに「パグ嫁と姑」を描き始めたきっかけやこだわりを聞いてみた。

■「パグ嫁と姑」はパグが主役のホームコメディ
「めー」という名前のパグと一緒に暮らしているよしこさん。学生向けに犬のイラストで英語や国語などの解説するブログを運営していた時、仕事の合間に描いていた4コマ漫画「めーの日常」を記事にしてみると反響が大きかったことがきっかけで、本格的に漫画の配信をスタート。

ネットで嫁と姑についての記事を読んでいると、ふと「パグでホームコメディを描いてみたらどうだろう」と思いつき、誕生したのが「パグ嫁と姑」だという。「はじめは、もう1つ配信していた『めー先生ですよ』という漫画のなかにパグ美やとめを登場させる程度でしたが、あまりの人気ぶりにパグ美やとめは独立させることにして、ぱぐ沢一家の連載を始めました」とよしこさんは話す。

■クサくならない程度に、ありふれた日常を
「パグ嫁と姑」には、ぱぐ沢一家のほか、パグ美の家族・ぱぐ井家やパグ夫が働く市役所森林課の課長一家、とめの友達のスナック秋子さんなど、個性豊かなキャラクターたちが登場する。

キャラクターの設定については、「その場の思いつきで描いているので、きちんとした設定はなく…普段の生活で自分が考えていることや知人の発言、飼っている犬の性格などをキャラクターの行動に反映させながら描いています。ただ、姑のとめだけは、漫画からも分かるように『超ツンデレ』『超嫁好き』というしっかりとした設定があります(笑)」とよしこさん。

確かに、「パグ夫さんのいびきがひどい」というパグ美に対して、「そんなんでやってけると思うのかい!!さっさと戻りな!!」とキツイ言葉を投げかけておきながら、「こいつを外に出せばいいんだよ」とパグ夫を寝室から蹴り出すとめは、嫁思いすぎてヤバい。おっとりとした性格で、家族のことを大事にするパグ美が、かわいくて仕方がないのだろう。

嫁姑と聞くと、どうしてもちょっと殺伐とした関係が思い浮かぶが、「パグ嫁と姑」は両者が思いやりすぎるという真逆の設定が新鮮でクセになる。

「一見相容れなさそうな関係が実は、というギャップに、読者の方も楽しい驚きを感じてくれるのではと思いました。注意しているのは、『深夜に描かないこと』。深夜に描いて翌朝読み返すとあまりにもクサい内容になっていることがあるので…。『パグ嫁と姑』はありふれた日常がテーマなので、のんびりとした世界を描き続けていきたい。良い意味での『ワンパターン』を目指しています」

今後も、とめのパグ美に対する悶絶級の「ツンデレ愛」に癒され続けたい。

取材・文=重藤歩美(関西ウォーカー編集部)

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