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頭脳派と肉体派、まさに映画のような奇跡的コンビ!ブレイク必至の「ザ・リーサルウェポンズ」とは?

  • 2021年1月22日
  • Walkerplus

狂気の発明家・アイキッドと、彼が開発した(という設定の)最終兵器・サイボーグジョーによるロックバンド、ザ・リーサルウェポンズ。

一度聴いたら耳から離れないポップなメロディに、細かく作り込まれたハイクオリティなバックトラック。そして、それらをいい意味で大きく裏切るようなユニークすぎる歌詞と、デフォルメされたビジュアル ―― YouTubeで公開しているミュージックビデオなどの再生回数が物語るように、2019年ごろからじわじわと注目を集めてきた彼らは、2020年にメジャーデビューしたアーティスト。“ポンズ”の愛称で親しまれ、1980〜1990年代カルチャーをテーマにした衝撃のエンタテインメントを展開している。朝の情報番組「スッキリ!」へ出演するなどお茶の間にもすでに進出しており、2021年にブレイク間違いなしともくされている2人組だ。

ただのコミックバンドと思ったら大間違い。極上エンタメという最終兵器が脳をズドン!この才能はもう無視できない。

■「近所におもしろい外国人がいる」と知人から紹介された
—— バンド結成の経緯は?
アイキッド簡単に言うと、「近所におもしろい外国人がいる」と知人から紹介されたのがきっかけですかね。
サイボーグジョーハイ、ソウデス。ソレガ、ボクデ~ス!Yeah!!
アイキッド当時からこんなキャラでした(笑)。歌は下手だけど、陽気で世界で一番いいヤツ。本気でそう思っています。一度お遊びで曲を作ることになった時に、ボーカルをジョーにお願いしたらハマったんですよね。当時、僕はテレビ業界で働いていたんですが、彼とならおもしろいことが起きると思ったんで、東京・高田馬場のゲーセン(ゲームセンター)で「ジョー、バンドやろうぜ!」と誘ったんです(笑)。

—— ジョーさんは、それまでなにをされていたんですか?
サイボーグジョーワタシハ、アメリカでパンクバンドヤッテタ!プロレスもヤッテタ!あとコメディスキだから~、バカな動きベンキョーして。日本では、英語のセンセイ!!

—— 注目度の高さは、YouTubeの再生回数を見れば一目瞭然。30〜40代の人なら必ずハマってしまうような魅力にあふれています。
アイキッド僕たちのベースは、おもに80年代の西海岸系の映画や音楽、カルチャーなどですから。ゲームやプロレスもそうです。
サイボーグジョー「ロッキー」「ダイ・ハード」、最高ネ!
アイキッドそこに邦楽のよさを足して、2で割った感じです。僕はエンタメ業界で裏方的な仕事をしていたので、計算してから行動するタイプ。ジョーはファニー&クレイジー。冷静な頭脳派と行動&肉体派で、まさに映画「リーサル・ウェポン」のような奇跡的なコンビだと思っています(笑)。

■ジョーは難しい日本語が話せないので、シンプルさが必須
—— 今回のシングル「雨あがる」は、これまでと一転して歌モノ。メロディが抜群ですね!
アイキッド80年代映画「ネバーエンディング・ストーリー」のオマージュです(笑)。きちんとした歌のポップスは初挑戦になります。


—— 今回の曲に限らず、誰でもすぐ覚えられて口ずさみたくなるような曲が多いですね。
アイキッドジョーはまだ難しい日本語が話せないので、シンプルなメロディが必須なんです。15秒以内のサビやワードチョイスなど、キャッチーさも大切にしています。
サイボーグジョー「雨あがる」、すごくオボエヤスイ。デモ、「半額タイムセール」とか「押すだけDJ」ミタイなノリの曲ジャナイ。ムズカシイネ。
アイキッドジョー、これ、簡単な方だけどね(笑)。

—— 最後に、今後の展望を聞かせてください。
サイボーグジョーライブ、イツモお客さんと一体感ガアル。早くヤリタイ!ソレダケデス!!
アイキッドメジャーデビューしても僕らのやること、やれることは変わりませんし、これからも楽しく自由に遊ばせてもらいます。


※「東海ウォーカー」2021年2月号(2021年1月20日発売)より転載。
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