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ガンタンクは侮れない…?主砲射程260キロのヤバさを「ガンダムクソ解説」

  • 2021年1月4日
  • Walkerplus

“知って得する仕事の話、人生の話”を紹介する「ウォーカービズ」で2020年に公開したものの中から、反響の大きかった記事を発表。

アニメ「機動戦士ガンダム」の奥深い世界観とSF設定は、40年以上経った今なおファンたちにとって語り尽くせないテーマとなっている。今回インタビューしたのは、ガンダム作品をナナメに読み解く「ガンダムシリーズに関する不正確でいい加減な解説」をツイートし、11.8万人以上のフォロワー(※1月4日現在)がいるガンダムクソ解説bot(@kusokaisetu)さん。ガンダムシリーズに関する“クソ解説”をはじめた理由や、これまででもっともバズったクソ解説作品について聞いた。

■どのガンダム作品にも“人の心に刺さるシーン”がある

解説botをはじめておよそ4年だと語るガンダムクソ解説botさん。Twitterでクソ解説botをはじめた理由について聞くと、「もともとTwitterで某図鑑や、某偏見で語るbotなどおもしろい解説アカウントを見ていて、自分でもそういった解説がしたい…と思ったのがはじまりです」と回答。さまざまな切り口でガンダムを解説して笑いが取れればいいなと思い、「クソ解説bot」という名前と方針にしたのだそう。

ファーストからアナザーシリーズまで幅広く扱っているが、なかでも「機動戦士Zガンダム」が好きだと話すガンダムクソ解説botさん。「出てくる組織も複雑ですし、キャラやMSも個性派ばかりでとても解説のしがいがあります。ガンプラでいうとHGUC(ハイグレード・ユニバーサルセンチュリー)ですね。最近はHGAWやHGCEなど派生も発売されるようになって、私も含め旧キットで我慢するしかなかった人々の希望になっていると思います」

そもそもガンダムを好きになったきっかけは?

「BB戦士の天地頑駄無のガンプラがきっかけです。そこから『コミックボンボン』を読むようになって、『機動新世紀ガンダムX』や『新機動戦記ガンダムW』、外伝作品の『G-UNIT』などの1/144のガンプラで遊びまくり、山ほど肘を折って成長しました」

続けて、「作品ごとに魅力となる部分は大きく異なりますが、どの作品にも見る人の心に刺さるシーンがきっとあると思います」と熱く語るガンダムクソ解説botさん。新しい作品が出ると、その都度時代の最先端となるガンプラが出るのも魅力だと強調した。

■もっともバズったのは「ジオングの弾幕を避ける際の、一般兵とアムロの違い」の解説絵

クソ解説botをはじめてもっともバズった作品について聞くと、「『ジオングの弾幕を避ける際の、一般兵とアムロの違い』の解説絵でしょうか…。一番反応のあった投稿だと思います」と教えてくれた。先日公開された「ガンダム、ガンキャノン、ガンタンクの射程の話」もSNSで大きな反響となっていたが、こうした解説ネタの資料はどうやって集めているのだろうか。

「主にWikipediaです。もともとWikipediaをひたすら読み漁るのが楽しいタチなので、ガンダムの知識の大半はそこから得ています。質問にある射程の話もWikipediaの性能諸元を見てネタを思いつき、数字をそのまま絵にしたらおもしろい絵面になるなと思って投稿しました。『有効射程と射程は違うだろ!』という声もいただきましたが、あくまでネタとして見てもらえればうれしいです」

解説botを考えるコツについては「まずはオチです。機体やキャラクターのどこかしらに“突っ込みどころ”を探し、オチを決めてから、そのオチに必要な部分を前段で解説するようにしています」と丁寧に解説してくれた。ガンダムを知らない人が見ても笑えるよう、専門用語をなるべく避けた140字を心掛けているとも。

とはいえ、SNSで公開しているだけに読者の反響も気になるようで、「良い反響があるとうれしいです。でも反響が少なかったり叩かれたりするとふて寝します」と苦笑するクソ解説botさん。

最後に今後の展開について聞くと、「クソ解説botでは結構やりたい放題やれていると思います。最近はニコニコ動画などへ『クソ解説読み上げ動画』を投稿するようになったので、そちらでもいろいろとチャレンジするかもしれません」と笑顔で語ってくれた。

取材協力:ガンダムクソ解説botさん

■Twitter
ガンダムクソ解説bot(@kusokaisetu)
クソ解説チーム職員(@KusoShockIn)

(C)創通・サンライズ

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