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神戸どうぶつ王国でコビトカバのお見合いがスタート!新展示場が完成

  • 2020年11月29日
  • Walkerplus

ニフレルから神戸どうぶつ王国へ、2020年7月に引っ越したコビトカバのタムタム。同園ではこれまでタムタムとコウメを交代で公開していたが、新展示場の完成に伴い11月20日から、2頭同時の公開を開始した。

■生息地を忠実に再現!新展示場のこだわりとは
丸々とした姿が愛嬌たっぷりのコビトカバは「ジャイアントパンダ」「オカピ」と共に世界三大珍獣と呼ばれており、絶滅危惧種にも指定される。

動物は生息地に適した体に進化しており、飼育動物が「彼ららしく」生きるためには「野生」の環境を整える必要があるのだそう。今回完成した新展示場は、コビトカバの故郷であるジャングルを再現。高さ約5m級の巨木や川から水が流れ込む池があり、タムタムたちが気ままに過ごす姿を観察できそうだ。ガラス面を感じさせない工夫も施されており、ジャングルの中でコビトカバに遭遇したかのような気分を味わえるという。

■タムタム&コウメのお見合いも開始
未来へ命を繋げるために、神戸どうぶつ王国へやって来たタムタム。新展示場の完成により、コウメとのお見合いがいよいよスタートする。11月20日の初顔合わせは、特に問題なくスムーズに行われたそう。

それぞれの性格やこれまでの様子について、担当者に聞いてみた。

ー2頭の性格を教えてください。
「タムタムは、こうめほどではないですがマイペース。こうめはおっとりとしています。また、2頭ともに食欲旺盛です」

ーお見合いがスタートするまで、どのように過ごしていたのですか?
「新展示場が完成するまでお互い顔を合わせることはなかったのですが、コウメは獣舎掃除のためにパドックに出ているタムタムが気になるようで、よく匂いを嗅いでいました」

ー来園者へ、メッセージをお願いします。
「この新展示場は、クラウドファンディングにより完成しました。ご支援いただき、本当にありがとうございます。絶滅危惧種を絶やさないためにも生息地以外での繁殖は重要であり、また動物園の使命でもあります。皆さまにもこの展示場でコビトカバを間近に感じていただき、生態や野生でおかれている現状などについても知ってもらえるきっかけになればうれしいです」

どこかゆるい見た目を裏切らない、温和な性格のコビトカバ。今までよりも臨場感がある新しい展示場で、のびのび過ごす姿を眺めつつ、2頭の今後についても温かく見守りたい。

※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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