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「“Sサイズ好き”の救世主」伊勢丹も注目の荒井愛花、野望は世界進出?

  • 2020年9月29日
  • Walkerplus

最先端のファッションを発信する伊勢丹新宿店。そのなかの小さいサイズ婦人服「ストロベリーショップ」では、9月初旬から約1週間にわたって、催事「150cm-ish “STYLE” ~わたしたちのマイルール~」を開催。タレントの渡辺直美が牽引する“プラスサイズモデル”とは逆を行く、身長151センチの“Sサイズモデル”荒井愛花(あらいまなか)を起用し、イベントを開催した。そこで今回は、伊勢丹新宿店「ストロベリーショップ」も注目する彼女にインタビューし、ファッションについて、また、自身が抱く熱い思いについて聞いた。

伊勢丹新宿店には、もともとSサイズの女性のためのショップ「ストロベリーショップ」があり、Sサイズモデルが“ストロベリーモデル”として起用されている。そんななか、今回の催事「150cm-ish “STYLE” ~わたしたちのマイルール~」では、“低身長女性の救世主”とネットで話題の荒井愛花を新たな“ストロベリーモデル”として抜擢。広告物に掲載するだけでなく、荒井本人がセレクトした“小柄な女性でも楽しめるコーディネート”を売り場の提案として活用したり、本人によるコーディネートのHOW TOやマイルールなどのファッショントークをライブで生配信した。

荒井を起用することは、「本人からファッションを感じる」「社内でもInstagramをフォローしている人が多い」といった理由から決定。同店の売り場担当者は「『ストロベリーショップ』は、ブランドの入れ替えが少ないので、鮮度のよい商品(新しい商品)を保つように新しい提案をしていきたいという思いがあったのと、Instagramなどでも『#小柄コーデ』といった言葉が広がっていて、こういったコミュニティを拾うことは、伊勢丹にとっても新たな顧客創造につながるのではないか?と考えたことが、今回のイベントの開催や荒井さん起用の背景になっています」と話す。では、“ストロベリーモデル”となった荒井は、起用され、どのような気持ちを抱いたのだろうか?

■いろんな人の背中を押せるような活動をしていきたい

――実際に、伊勢丹の“ストロベリーモデル”になってみていかがですか?
【荒井愛花】伊勢丹さんと関わらせていただいたのは初めてなので、すごくうれしかったです。伊勢丹=ハイエンドでファッション感度の高いお客さまのイメージで、新たな境地でチャレンジできてありがたいと素直に思いました。お洋服も30着セレクトできて、楽しかったですね。個性を感じる、私の好きなお洋服ばかりだったので…。小柄だから小さいサイズを着る…というのではなく、あえてレギュラーサイズをふわっと大きめに着るのも好きなので、そういったコーディネートも提案させていただきました。

――今、おすすめの着こなしってありますか?
【荒井愛花】個人的に好きな着こなしは、カジュアルとドレッシーをMIXしたスタイル。例えば、上にスウェットやパーカーをダボっと着て、下はタイトなマーメイドスカートにするなど。それに、低身長の味方になってくれるような、ボリュームのあるハイテクスニーカーを合わせたり、まとめ髪&大きめピアスで顔周りをスッキリと見せたりすると可愛くコーディネートできるんじゃないかな?って思います。

――現在は、フレンズの新曲「8月31日の行方」のPVで主演されたり、コントショー「コントと音楽vol.2/他人関係」に出演し、中川大志さん、足立梨花さんらと共演されたりと多方面で動かれているようですが、これまではどういった活動をされていたんですか?また、今後の抱負などありましたら教えてください。
【荒井愛花】ファッションでは低身長担当というところで雑誌がメインでした。他にはお洋服をコラボレーションで作らせていただいたり、写真展を開かせていただいたりというのがあります。こんな風にこれまではモデル活動中心ではあったのですが、それだけでなく、今後は活動のステージを広げていきたいです。“世界に羽ばたきたい”という気持ちもあります。

――プラスサイズモデルとしても人気の渡辺直美さんのように、逆の“Sサイズモデル”で世界進出を目指す?
【荒井愛花】はい(照れ笑い)。私もやれることを一歩ずつやりながら、モデルだけでなく女優としても、さまざまな世界を目指していきたいです。日本に限らず、外の世界も目指せたらと。

あるとき雑誌編集長との話のなかで、「好きな人とデートをするときに、このお洋服が着たい」といって、私たちが着用していた服を買ってくださり、それでお相手と付き合うことになった方がいたとしたら、人の人生に関わっているよね、という話になったことがあるのですが、そうやって、ファンの方と一緒に歴史を刻んでいくなかで、実際に「愛花ちゃんのおかげで、こういう人生の節目ができました」といった声をいただくと、すごくうれしくて。もっといろんな人の背中を押せるような活動をしていきたいと改めて思い、女優としてもしっかり活動したいと思ったんです。今までは紙媒体や舞台で活動していましたが、なかなか実際にお会いできないという方にも、映画やドラマなどの映像作品ならば目に届きやすいのではないかなと。私の活動を目にした方が『愛花も頑張っているから私も頑張ろう』と少しでも思ってくだされば、光栄だなと思ったんです。

――今、活動していて楽しいことはなんですか?
【荒井愛花】出演させていただいたコントショー「コントと音楽vol.2/他人関係」のキャスト陣がとても華やかで。そんな方々のなかに入れさせていただいて、出演者の“現場力”などを目の当たりにし、とても学ぶことが多く、吸収することが楽しい毎日でした。自分が一番楽しまないとお客さまには伝わらないなと改めて感じました。

――コントショーの豪華キャスト陣の他に、憧れの方、理想の方はいらっしゃいますか?
【荒井愛花】目指す女性は、“おかっぱ美少女”でネットで話題になっている台湾女優のピピちゃん。『装苑』のカバーガールなどで活躍されていた方で、今は女優としても、海をまたいで注目されているんです。彼女のようになっていけたらと思います!

「自分を持っていて、芯がしっかりしているところが魅力的。強い意志というのは大事で、内に秘めるだけでなく表現することも大切だと思うので、引き続き、荒井さんにはそこを発揮していってほしいと思いますし、今後もご一緒して、是非お力添えできれば」と伊勢丹新宿店の売り場担当者に言わしめた、大きな瞳とハキハキとした語り口が印象的なSサイズモデル・荒井愛花。今後の活躍に注目だ。

取材・文/平井 あゆみ

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