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【コロナ対策情報付き】竹田城跡の楽しみ方を徹底紹介! 日本のマチュピチュと呼ばれる絶景が見られる

  • 2020年10月28日
  • Walkerplus

竹田城跡の見どころからグルメ・お土産まで、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介しているイベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)

■竹田城跡ってどんなところ?「日本100名城」にも選ばれた美しい景色を堪能
標高353.7メートルの古城山山頂に築かれた山城の竹田城。別名「虎臥城(とらふすじょう、こがじょう)」とも称され、古城山の山全体が虎が伏せているように見えることに由来しており、その遺構が竹田城跡だ。秋シーズンの雲海に囲まれた様子は“日本のマチュピチュ”とも呼ばれ、2006年に「日本100名城」に選定され、2012年には「恋人の聖地」として認定された。見どころ満載の竹田城跡をグルメやお土産なども含め紹介していく。

■【見どころ1】“天空の城”竹田城
“天空の城”や“日本のマチュピチュ”とも呼ばれる竹田城跡。そのもととなっているのが、9月から12月にかけて、竹田城跡の周りで発生する雲海だ。天気に左右されてしまうが、前日の夜が冷え込み、翌朝に晴れて10度以上の寒暖差があり、風が少ないと雲海が発生しやすくなるといわれ、特に10月と11月はよく雲海を見ることができる。一面を雲が取り囲む様子は、普段生活しているなかでは見ることができない特別な景色で、非日常を体感できること間違いなし。標高353.7メートルという場所だけに、登山道を登っていくのは決して楽な道のりではないが、雲海が広がる景色を見られることを考えると、ワクワクした気持ちで登山ができるはず。雲海は朝の4時から7時ごろという早い時間帯がきれいに見えるため、日の出に合わせて竹田城跡を訪れれば、美しい景色と出合うことができるだろう。

また、雲海のシーズンではなくても、春は桜でピンクに染まる様子、夏は周辺の山々が緑に色づく姿など、季節によって多彩な景色が見られるのも魅力の一つだ。

■【担当者オススメの攻略法】“中”と“外”の両方から雲海を楽しもう
やはり、竹田城跡の一番の魅力であるのは雲海。広報担当者は「この地域は、しばしば秋のよく晴れた朝に濃い霧が発生することがあります。この朝霧が竹田城跡を取り囲み、まるで雲海に浮かぶように見える姿から、いつのころからか竹田城跡は『天空の城』と呼ばれるようになりました。天空の城を“中から見る”か、“外から見る”か、それによって見える景色が変わってきますので、ぜひ両方の景色をお楽しみください」と、竹田城跡の景色をより楽しむ方法を教えてくれた。中から見るには、竹田城跡に登城し、外から見るには、竹田城跡の向かいの山、朝来山の中腹にある展望スポットの立雲峡に登って見てみよう。

■【見どころ2】江戸時代以前の石垣がそのままに残る
竹田城跡は、天守台・本丸を中心に、三方に向けて放射状に曲輪が配置。規模は東西に約100メートル、南北に約400メートルとなっており、「完存する石垣遺構」としては全国屈指の規模となっている。築城当時は土塁で守られていた城が、最後の城主である赤松広秀により、今に残る総石垣造の城に改修された。竹田城跡の石垣は、自然石をほとんど加工せず、大小さまざまな石を組み合わせて積み上げられている。そして、400年以上も同じ姿をとどめており、江戸時代以前の石垣がほぼ完存。当時の職人たちの技術力の高さと歴史のロマンを同時に感じることができる。

■【イベント】季節ごとに楽しめるイベントが盛りだくさん!
竹田城跡では、雲海以外にも、春は幻想的な桜の様子が見られる「夜桜ライトアップ」、夏は頭上に広がる夜空を楽しむ「星空観察会」が実施され、昨年の秋には「スカイランタンフェスティバル」といった季節のイベントが行われた。また、一年を通じて行われる「竹田城跡ライトアップ」といったように、多彩なイベントを展開。雲海だけではないさまざまな竹田城跡の魅力が感じられる。

■【お土産・グルメ】インスタ映え必至のソフトクリームはぜひ味わおう!
竹田城跡で2019年から発売された、御城印。御城印とはお城版の御朱印のことで、竹田城跡は最初の城主「山名」と最後の城主である「赤松」の家紋をモチーフにしたデザインとなっている。竹田城跡の歴史を感じることができ、お土産にもピッタリだ。

また、竹田城跡に来たら、味わいたいのが「もふもふソフト」。竹田城下町で販売されているスイーツで、スコーンの上に、ボリュームたっぷりのカラフルな綿菓子と、ピスタチオをトッピングしたソフトクリームを盛り付け、さらに石垣をイメージしたウエハースもトッピング。雲海と同じくらいSNS映えすること、間違いなし。撮って食べて楽しもう。

■【アクセス・混雑情報】入園料と所要時間もチェック
電車で訪れる場合は、JR竹田駅から大手門入口まで徒歩で約40分。JR竹田駅には自動改札機がないため、ICカードの利用ができないのでご注意を。車の場合は、播但連絡道路・北近畿豊岡自動車道和田山ICが最寄りのIC。和田山ICで降り、山城の郷まで約10分となっている。

観覧料は、大人(高校生以上)は税込500円、 中学生以下は無料だ。城跡内の見学は、約30分から60分程度。土・日曜日と祝日は来場者が増え、特に秋の雲海シーズンになると、一般的雲海が出やすいとされる朝の6時~8時は特に混雑するので、ゆっくり見たい人はその時間をさけるのがベター。ただ、竹田城跡までは登山道となるので、城跡まではあまり密集することはない。また、1月4日から2月末までは冬季閉山されるため、見学できなくなるので、注意が必要だ。

■【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
・竹田城跡料金所に消毒用アルコールを配置しています。
・券売機では、職員による定期的な消毒を徹底しています。
・料金所では、飛沫感染防止対策としてビニールシートを設置しています。
・職員はマスクの着用を徹底しています。

取材・文=小松孝裕(エンターバンク)

<施設情報>
・住所:兵庫県朝来市和田山町竹田字古城山169
・アクセス:【電車】JR竹田駅から徒歩40分(大手門入口まで)
【車】播但連絡道路・北近畿豊岡自動車道和田山ICから約10分(山城の郷まで)※竹田城跡へは一般車両通行禁止のため山城の郷に駐車のうえ天空バス(有料)利用
・営業期間:3月1日~翌年1月3日
・営業時間:3月1日~5月31日8:00~18:00(最終登城17:30)、6月1日~8月31日6:00~18:00(最終登城17:30)、9月1日~11月30日4:00~17:00(最終登城16:30)、12月1日~1月3日10:00~14:00(最終登城13:00)
・定休日:営業期間中はなし(悪天候などにより入場規制する場合あり)
・駐車場:100台(無料)
・料金:観覧料 大人(高校生以上) 500円、 中学生以下無料。観覧料(団体20名以上) 大人(高校生以上)450円、中学生以下無料※各税込


※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税抜き表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

※2020年9月時点の情報です。

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