ヘア業界では、2023年もまだまだ“ボブブーム”が続きそうな予感です。今までなんとなく髪を伸ばしていた人も、ニューイアーに合わせてイメチェンヘアに挑戦してみたいと思いませんか?
ヘアライターの筆者が人気サロン「GARRDEN」に聞いた、ミドル世代におすすめのツヤ系ラウンドボブを5スタイルご紹介します。
人気サロン「GARRDEN」がミドル世代にマッチする、トレンド感溢れるボブをご提案します。
ポイントとなるのは、“ツヤ感”と“程よい丸み”。面を強調したツヤボブは若々しい雰囲気をプラスするだけではなく、今っぽ感が一気に上昇します。
また、ラウンドボブは上品さとフェミニン感を演出できることから、大人世代の顔立ちにマッチしやすいのが特徴です。
担当・東千夏(GARDEN YOKOHAMA)Instagram
裾をパツンと切りそろえた王道のボブですが、毛先に向かってやさしい弧を描くようにカットすることで印象がとがり過ぎず、ほんのり柔らかい雰囲気になります。
前髪はやや長めに設定し、ブローでJカール風に動きを出せば、シンプルなボブもフェミニンに傾きます。スタイリングは、少量のオイルを全体になじませて、自然な束感を演出しましょう。
担当・金井悠華(GARDEN YOKOHAMA)Instagram
韓国風のヘアが人気の近頃は、ブルーブラックのカラーがトレンド。そんな深みとツヤのある髪色に似合うセンターパーツのボブがこちら。
前髪は長め&薄めでシースルーバングにし、サイドを耳にかけることで黒髪でも抜け感のあるさわやかスタイルに昇華します。シルエットはやや丸みをもたせるのがポイントですが、アイロンで毛先だけをほんのりと外ハネにすると顔立ちがグッと華やぎます。
担当・内野龍海(GARDEN ginza)Instagram
前下がりにカットしたボブは、まぶたにかかる長めバングで大人っぽい表情を演出。大人にも似合う、色香のある印象です。
スタイリングでオイルをたっぷりと全体に塗布して、トレンド感のある質感に仕上げました。顔周りの毛束を残しつつサイドの髪を耳にかけると、オイルヘアのバランス力がアップします。
担当・荒井夏海(THE GARDEN TOKYO)Instagram
顔周りはチークラインでカットして姫カット風に、裾は軽さを足して、アイロンで外ハネにしたロブスタイル(長めボブ)。丸みとハネ感をミックスしたS字風のデザインは、「ボブだと地味に見えるかもしれない」と不安を感じる顔立ちの人でもあか抜けた雰囲気を足してくれます。
オレンジブラウン系の髪色を合わせると、大人可愛いイメージになります。
担当・塩山萌々子(GARDEN omotesando)Instagram
肩スレスレの長めボブは、裾を切りっぱなし風にラフにカット。やや明るめの暖色カラーを合わせ、カジュアルな印象に仕上げました。
スタイリングはヘアオイルを多めにまじませ、ぬれ髪風に。前髪は薄めのシースルーバングにすると、全体のバランスが重くならず抜け感が生まれます。
トレンド感のある質感ですが、長めのボブと合わせることで大人っぽい雰囲気が出るので、ミドル世代にもぜひ挑戦していただきたいスタイルです。カジュアルなファッションが得意な人におすすめ。
ボブはシンプル故、特に大人世代は髪にツヤがないと地味に見えやすいです。
なので、トリートメントを念入りにしたり、アウトバスオイルやスタイリングオイルを取り入れて髪にうるおいをチャージする意識を忘れないようにしてください。きっと素敵なボブに仕上がります。
2023年に挑戦したいトレンド感と大人感がミックスしたボブスタイルをご紹介しました。髪型は時代の流行を映し出す鏡。ボブにするだけで今どき感が一気に上昇するので、ぜひトライしてみてください。
(ヘアライター&ヘアジャーナリスト 小澤 佐知子)
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※協力/GARDEN