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40・50代でも梅雨に増加!?マスクニキビを作らないコツ

  • 2022年6月8日
  • つやプラ

ティーンや若い世代の悩みであるはずの「ニキビ」や「吹き出物」に悩む40・50代が増えています。ホルモンバランスの変化による肌のコンディションの低下に、長く続くマスク生活が拍車をかけてしまうこともあります。

梅雨に急増!マスクニキビのケア

エステティシャンの筆者が、40・50代がマスクニキビを作らないためのスキンケアのコツをご紹介します。

■40・50代が悩む「大人ニキビ」の原因とは?

40・50代が悩む「大人ニキビ」の原因とは?

更年期を迎えてホルモンバランスが崩れると、フェイスラインやあご先に吹き出物ができやすくなります。また、3年以上続くマスク生活で、肌は毎日のようにゆらぎやすい状況に晒されています。

また、これからの暑い時期はマスクの内側が高温多湿になり、皮脂や水分のバランスが崩れやすくなります。

40・50代のニキビは、若い頃のような過剰な皮脂分泌だけが原因というわけではありません。ホルモン、水分量・皮脂量、バリア機能などのバランスが崩れてできてしまうことも多いです。

■スキンケアでできる大人ニキビケアのポイント5つ

エイジングケアに目がいきがちな40・50代は使い心地やリッチな成分に注目してしまいますが、大人ニキビを繰り返している場合はスキンケアを見直してみましょう。

(1)使用するアイテムを減らす

使用するアイテムを減らす

化粧水、美容液、乳液、クリームといったように、肌荒れを起こすと何かできることはないかとついアイテムを増やしがち。40・50代のニキビ対策は、「攻め」よりも「守り」の美容にシフトチェンジしましょう。

クレンジング、洗顔、化粧水、乳液のシンプルステップが大切です。

(2)洗顔料の見直し

洗顔料の見直し

「ニキビ=過剰な皮脂分泌が原因」と思い、洗顔でバリア機能を担う大切な油まで落としていませんか?

汚れをきちんと落としながらも肌を守る洗顔料を使って、バリア機能を高めましょう。

(3)拭き取りはコットンタオルで

拭き取りはコットンタオルで

ニキビや吹き出物ができている時はもちろん、普段からタオルでゴシゴシと顔をこするのはNGです。

コットンタオルなどを使用して刺激を与えず、やさしく水分だけを拭き取るようにしましょう。

(4)グリセリンフリーを選ぶ

グリセリンフリーを選ぶ

「グリセリン」は保湿力が高く安全性も安定しているため、多くの化粧品に配合されています。とても優秀な成分ですが、稀にグリセリンが肌に合わず、マスク生活が長引いたことで大人ニキビの原因につながってしまうこともあります。

繰り返すマスクニキビの原因が思いあたらない場合、「グリセリンフリー」の化粧品を選んでみることも一つの方法です。

(5)ノンコメドジェニックコスメを選ぶ

ノンコメドジェニックコスメを選ぶ

ノンコメドジェニック」と記載のある化粧品は、毛穴に角栓が詰まりにくい処方でできているコスメのこと。もちろん全ての人にあてはまるわけではありませんが、40・50代が使うエイジングケア用の化粧水や乳液にも種類が増えつつあります。

また、「ノンコメドジェニックテスト済み」の表記は、実際に人の皮膚で検証されているものです。どちらもニキビができにくい処方で作られています。

■スキンケア以外の大人ニキビ対策

スキンケアの見直し以外では、以下のことを意識してみてください。

・不織布マスクの内側にシルクを重ねて、肌との接触面の刺激を軽減させる

・外では通気性の良い素材を使用し、室内では不織布を使用するといったように、1日のうちでマスクを使い分ける

このように、細かい気配りも大人ニキビ対策には大切です。

また、レディースクリニックで低容量ピルを処方してもらいホルモンバランスを整えたことで、更年期のさまざまな不調や肌の状態がよくなったというお客様もいらっしゃいました。筆者が20代だった頃に比べ、ニキビを作らないためのコスメも劇的に進化しています。

ニキビが長期間治らない場合は、皮膚科へ行って治療することをおすすめします。その前にできるスキンケア対策を、ひとつひとつ見直してみてください。

(肌育美容家 今泉 まいこ)

 

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