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2週間天気 梅雨前線と台風3号の動きに注意 来週は梅雨の晴れ間で厳しい暑さ

  • 2023年6月9日
  • tenki.jp

10日から13日ごろにかけて、梅雨前線や台風3号の動向に注意が必要です。台風からの暖かく湿った空気が前線を刺激して、大雨をもたらすこともありそうです。14日頃からは梅雨の晴れ間が広がり、厳しい暑さとなるでしょう。

1週目前半(10日〜13日)

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あす10日以降、梅雨前線は南下したり北上したりを繰り返しそうです。あす10日は梅雨前線が南下しますが、11日には西から次第に北上して日本列島の南岸沿いに停滞するでしょう。また前線の南には、強い台風3号があって、フィリピンの東を北上をする見込みです。前線に向かって、台風周辺からの暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。

九州から関東を中心に雨が降りやすく、東北や北海道も大気の状態が不安定となる所がありそうです。落雷や突風、短い時間で降る強い雨に注意が必要です。

また、台風3号は、その後も北上を続け、11日頃から12日頃にかけて沖縄地方に接近するおそれがあります。台風の影響で、沖縄地方の沿岸の海域ではうねりを伴って、11日頃から次第にしけるでしょう。台風の進路等によっては、大東島地方では11日頃から12日頃にかけて、大しけや暴風のおそれがあります。

その後、13⽇頃になると、伊⾖諸島や⼩笠原諸島で⼤荒れや⼤しけのおそれがありますので、ご注意ください。

台風は本州付近からは離れて進む見込みですので、本州付近への直接の影響はなさそうです。ただ、台風の北側に梅雨前線が停滞するため、前回の2日から3日の大雨の時と同様に、前線に向かって台風周辺からの暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発になりそうです。

12日頃から13日頃は、台風や前線の動きによっては、本州の太平洋側で降⽔量が多くなり、⼤⾬となるおそれがあります。今後の台風の動向にご注意ください。

1週目後半(14日〜16日)

1週目後半、14日から16日にかけては、九州から東北は広い範囲で晴れる見込みです。九州から関東は梅雨の晴れ間となるでしょう。最高気温は30℃前後まで上がり、厳しい暑さとなりそうです。熱中症には十分な注意が必要です。

一方、北海道は曇りや雨のすっきりしない空模様となりそうです。

沖縄は梅雨空がしばらく続くでしょう。最高気温は平年より低いですが、ムシムシと不快な暑さとなりそうです。

2週目(17日〜23日)

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17日と18日は九州から関東を中心に、梅雨の晴れ間が広がりそうです。ただ、週明け19日からは前線や低気圧の影響を受けやすく、再び曇りや雨の梅雨空が続くでしょう。局地的に雨の降り方が強まったり、風が強まったりすることもありそうです。梅雨の時期の大雨には引き続きご注意ください。

この期間の最高気温と最低気温は、平年並みか平年より高い日が多いでしょう。晴れる日は大阪や名古屋で30℃くらいまで上がり、厳しい暑さになりそうです。

雨の日でも福岡や大阪、名古屋などで30℃近くまで上がる日が多いでしょう。湿度が高く、熱中症の危険も高くなります。こまめな水分補給をこころがけ、体調を崩さないようにご注意下さい。

沖縄は17日以降もしばらく梅雨空が広がる見込みです。沖縄は5月18日頃に梅雨入りしておよそ1か月。この頃になると、そろそろ梅雨明けの兆しも見えてきそうです。

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