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気温上昇 午前中から真夏日も 午後も熱中症警戒 あすは西から雨 かなり蒸し暑く

  • 2023年6月7日
  • tenki.jp

きょう7日は、九州から東北南部にかけて、日差しとともに気温が上昇中。関東では午前中から真夏日になった所もあり、湿度も高く厳しい暑さに。午後も熱中症に警戒してください。あす8日は西日本から雨が降りますが、かなり蒸し暑く感じられる所も。

気温上昇 午前中から真夏日も 都心もきのうを上回る

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きょう7日は、梅雨前線は日本の南に下がり、九州から東北南部にかけて、晴れている所が多くなっています。
日差しとともに気温が上がり、午後0時30分までの最高気温は、群馬県高崎市の上里見で31.3℃まで上がり、午前中から真夏日となりました。
同じ群馬県では真夏日が続出していて、前橋市で30.6℃、桐生市、伊勢崎市で30.5℃まで上がっています。

宮崎県えびの市加久藤で30.4℃、岐阜県美濃市で30.0℃を観測しました。

東京都心は正午までに27.7℃まで上がり、午前中からきのう6日の最高気温(25.1℃)を上回っています。

気温もまだ上がっている途中で、湿度も高いため、午後は厳しい暑さになりそうです。
屋外の活動は、こまめに涼しい場所で休憩をとるなど、熱中症に警戒してください。

あす8日西から雨 かなり蒸し暑く

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あす8日は、西から雨の範囲が広がり、激しい雨や非常に激しい雨が降る所も。
九州は朝から、中国、四国は昼頃から、近畿や東海は夜から雨が降るでしょう。関東も夜は次第に雨が降りだし、9日にかけて強まりそうです。

先日、2日から3日には、梅雨前線と台風2号によって「線状降水帯」の発生が相次ぐなど、記録的な大雨が降ったばかりです。
少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まりやすい地域がある中、再び大雨となる恐れがあります。土砂災害などに十分な注意、警戒が必要です。

また、あす8日は気温も湿度も高く、かなり蒸し暑く感じられるでしょう。特に、近畿や東海、関東、北陸は25℃以上となり、30℃近くまで上がる所もある見込みです。屋外、屋内に関わらず、熱中症に警戒してください。

熱中症を引き起こす条件

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熱中症は、誰でも発症するおそれがあり、引き起こす条件は、大きく3つ挙げられます。

1つめは「環境による条件」です。その日の気温が高いだけでなく、急に暑くなった日や、熱波の襲来も危険です。また、湿度が高い、風が弱い、日差しが強いといった気象条件も、熱中症を引き起こします。締め切った室内や、エアコンがない所といった環境も、熱中症には特に注意が必要です。

2つめは「体による条件」です。高齢者や乳幼児、体に障害がある方は、周りの方が特に気をつけてあげてください。肥満や持病(糖尿病、心臓病、精神疾患など)のある方も、熱中症にかかるリスクが高まります。低栄養状態、脱水状態の方は、体にこもった熱を、効率良く体の外へ逃がせなくなるおそれがあります。二日酔いや寝不足などの体調不良でも、熱中症にかかりやすくなってしまいますので、ご注意ください。

3つめは「行動による条件」です。激しい運動をしたり、慣れない運動をしたりすると、体内で熱が発生しますが、その熱が体の中にこもったままだと、熱中症にかかりやすくなります。長い時間の屋外作業や、水分補給がしにくい状況も、熱中症を引き起こす原因になりますので、十分お気を付けください。

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