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木曜〜金曜は警報級の大雨の恐れ 来週は台風3号や梅雨前線の動向に警戒 2週間天気

  • 2023年6月7日
  • tenki.jp

8日(木)から9日(金)は梅雨前線の活動が活発化し、九州から関東甲信で警報級の大雨となる恐れがあります。また、台風3号が発達しながら北上しています。来週は台風3号と梅雨前線の動向に警戒が必要です。

8日〜9日は大雨の恐れ

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8日(木)から9日(金)は梅雨前線が西から次第に北上し、本州付近に延びるでしょう。梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発化する予想です。

8日(木)は九州や四国は雨や雷雨で、雷を伴って非常に激しい雨の降る所があるでしょう。中国地方や近畿は夕方から、東海も夜は雨が降りだしそうです。関東甲信も夜は所々で雨が降るでしょう。9日(金)も九州から関東にかけて活発な雨雲がかかり、雨脚が強まりそうです。総雨量が200ミリに達するような所もあるでしょう。気象庁は警報の可能性を九州から関東甲信で「中」としている所が多く、その中でも鹿児島と宮崎は、より警報級の大雨の可能性が高い「高」としています。

先週末、梅雨前線と台風2号の影響で記録的な大雨となった地域で、また雨量が多くなる可能性があります。記録的な大雨により地盤の緩んでいる所があり、少しの雨でも土砂災害の危険度が急激に高まる恐れがあります。土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水に注意、警戒が必要です。

台風3号と梅雨前線の動向に警戒

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台風3号はフィリピンの東を発達しながら北上し、11日(日)から日本の南に進むでしょう。13日(火)以降の台風の進路はまだはっきりしませんが、海外などの予測モデルでは東よりに進むものが多くなっています。

来週は梅雨前線が西日本から東日本の南岸付近に停滞するでしょう。梅雨前線に向かって台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、梅雨前線の活動が活発化する可能性があります。来週前半は九州から東北にかけて広く雨が降り、九州から関東を中心に大雨となる恐れがあります。台風の進路によって、予報が大きく変わる可能性があります。最新の台風情報・気象情報に注意が必要です。

晴れ間もすっきりしない天気

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15日(木)から16日(金)は九州から関東甲信では晴れ間が出ますが、所々で雨が降るでしょう。17日(土)以降は雨の降る日が多くなりそうです。東北と北海道は雲の多いすっきりしない天気が続くでしょう。沖縄は梅雨空が続きそうです。

最高気温は平年並みの日が多いでしょう。湿度が高く、ムシムシしそうです。

大雨シーズン・台風シーズン 大雨の備え

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大雨が予想される場合、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

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