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関東甲信 まもなく梅雨入りか 雨の降る量が多くなる恐れも 前線の動向に注意

  • 2023年6月6日
  • tenki.jp

関東甲信の梅雨入りはまだですが、この先は雨の降る日が多くなるでしょう。まもなく梅雨入りする可能性があります。前線の動きによっては、8日(木)から9日(金)にかけては雨の降る量が多くなる恐れがあります。最新の気象情報をこまめにチェックしてください。

明日7日(水) 雨は明け方まで 日中は晴れて暑くなる

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本州の南岸を前線を伴った低気圧が通過する見込みです。ただ、雨は朝には上がって、日中は天気が回復するでしょう。

日差しとともに気温がグングンと上がって、最高気温は28℃から29℃くらいの所が多くなりそうです。内陸部では30℃以上の真夏日になる所もありそうです。湿度が高く、ムシムシするでしょう。不快な暑さになりますので、外で活動される方はこまめな水分補給はもちろんのこと、こまめに休憩もとってください。

明後日8日(木)以降 本州付近に前線が停滞 関東甲信はまもなく梅雨入りか

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8日(木)から9日(金)にかけては、梅雨前線が関東付近まで北上する見込みです。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発になるでしょう。前線の位置によっては、発達した雨雲が同じような所にかかり続けて、雨の降る量が多くなる恐れがあります。さらに、雨が強まる時間帯も変わることがあるでしょう。

先週の大雨で被害が出た地域では、まだ完全に復旧していない所もあります。被害が拡大しないように、最新の気象情報をこまめにチェックしてください。

10日(土)から13日(火)も梅雨前線が本州付近に停滞するため、関東甲信では雨の降る日が多くなりそうです。今週中には関東甲信でも梅雨入りするかもしれません。
また、今日6日(火)午前3時に発生した熱帯低気圧が、今後24時間以内に台風に発達する見込みです。熱帯低気圧から変わる台風の動きからも目が離せません。

熱帯低気圧が台風に発達する見込み 日本付近に影響か

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今日6日(火)午前3時にフィリピンの東で、熱帯低気圧が発生しました。

今後、24時間以内に台風に発達して、北上する見込みです。11日(日)には沖縄の南に達するでしょう。
来週にかけて、日本付近に影響を及ぼす可能性もありますので、最新の台風情報にもご注意ください。

大雨への備え

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本格的な雨のシーズンを迎えます。大雨が予想される場合は、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。

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