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関東甲信 2日夜から3日午前中にかけて線状降水帯発生の可能性

  • 2023年6月2日
  • tenki.jp

関東甲信では今夜(2日夜)からあす3日午前中にかけて線状降水帯が発生し、大雨の災害の危険度が急激に高まる可能性があります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。

関東甲信 線状降水帯発生の可能性

きょう2日は、台風からの暖かく湿った空気が前線に向かって流れ込み、前線の活動が活発になっています。この前線があす3日昼頃にかけて本州付近に停滞する見込みです。そのため、関東甲信では今夜(2日夜)からあす3日午前中にかけて、線状降水帯が発生して、大雨の災害の危険度が急激に高まる可能性があります。

甲信ではあす3日明け方まで、関東ではあす3日昼前まで、伊豆諸島では3日昼過ぎまで、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、広い範囲で大雨となる見込みです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。

予想降水量

<雨の予想>
きょう2日から3日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
関東地方北部 50ミリ
関東地方南部 50ミリ
甲信地方   60ミリ
伊豆諸島   50ミリ
きょう2日正午から、あす3日正午までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
関東地方北部 150ミリ
関東地方南部 250ミリ
甲信地方   250ミリ
伊豆諸島   150ミリ

線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。

その後、あす3日正午から、あさって4日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
関東地方北部 およそ50ミリ
関東地方南部 およそ50ミリ
甲信地方   およそ50ミリ
伊豆諸島   50から100ミリ
となっています。
雨量が多くなると、大雨災害の危険などの危険が高まります。今後の情報に十分ご注意ください。

線状降水帯発生予測がでたら

画像C

半日程度先に「線状降水帯」による豪雨の可能性があると呼びかける情報を気象庁が発表した場合は、発表対象となった地方のどこかで、猛烈な雨や非常に激しい雨が降り、大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。以下のような行動をとるようにしてください。

① いつもより大雨災害が起きる可能性が高い状況だということを認識し、テレビやスマートフォンなどで気象情報をこまめに見るようにしてください。
② 川の近くや土砂災害の危険のある地域にいる人は、避難する可能性があると考え、自治体から発表される避難情報に注意しましょう。この段階で、飲食品、貴重品、着替えなど避難所に持って行くものを再確認し、必要になればすぐに避難できる準備を整えてください。暗くなってからの避難は危険です。気象情報や避難情報をこまめに確認しつつ、明るいうちの避難を心がけましょう。
③ 避難先は、自治体の指定する避難所のほかに、安全な親戚・知人の家やホテル・旅館など複数の候補を考えておくと良いでしょう。感染症対策として、消毒液やマスクなども用意してください。感染が心配な方も、避難所の感染症対策は進んでいますので、他の避難先が思い浮かばない場合はためらわず避難所に避難してください。

大雨の時に危険な場所

画像D

普段流れの遅い河川や用水路でも、大雨によって水かさが増したり、流れが速くなったりします。絶対に近づかないでください。
増水した用水路は道路との境目が分からなくなっていて、足を取られるおそれがあります。
雨水はアンダーパスに流れ込むため、すぐに冠水します。車が水没して故障し、車内に取り残されると非常に危険なため、無理をして通らず迂回するなどの対応をとってください。急な大雨の時にはあっという間に冠水してしまうため、特に注意をしてください。

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