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東北2週間天気 6月早々南部中心に大雨の恐れ 天気は周期変化 梅雨入りはいつ?

  • 2023年5月29日
  • tenki.jp

この先の東北地方は、天気が周期的に変わる見込みです。6月2日(金)〜3日(土)は広く雨が降り、台風2号や前線の動き次第では、東北南部を中心に大雨の恐れがあります。来週は晴れ間の出る日もあり、東北地方の梅雨入りは平年並みの見通しです。

【前半】2日(金)から3日(土)は広く雨 東北南部中心に大雨の恐れも

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あす30日(火)はきょうと比べ、前線がやや南下する予想です。上空に寒気が流れ込むため、晴れ間が出ても変わりやすい天気でしょう。午後は東北北部の山沿いを中心に雷雨の恐れがあります。落雷や突風、急な強い雨などに注意してください。

31日(水)から6月1日(木)は移動性高気圧におおわれて、おおむね晴れる見込みです。昼頃をピークに紫外線が強まりますので、日焼け止めを塗って、帽子や日傘などで日差しを遮りましょう。

2日(金)から3日(土)は、前線が本州付近に停滞する予想です。前線に向かって台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発となる見込みです。広い範囲で雨が降り、東北南部を中心に活発な雨雲がかかる恐れがあります。台風から離れていても雨の降り方に注意が必要です。
台風2号や前線の動き次第では、雨の降り方や強まる時間帯など変わる可能性があります。最新の予報をこまめに確認してください。

4日(日)から5日(月)は、東北南部を中心に雨が降りやすいでしょう。東北南部では2日(金)から断続的に雨が降り、長雨となる可能性があります。

大雨の備え(避難場所・避難経路の確認、非常用品の準備、側溝などの掃除)

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大雨が予想される場合、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。

② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。

③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。

【後半】晴れ間が出る日も 梅雨入りの気配は見えず

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6月6日(火)は、東北南部は雨が降り、晴れ間が出る東北北部でもにわか雨がありそうです。

7日(水)は広い範囲で晴れて、北へ行くほど晴れる時間が長い見込みです。

8日(木)から9日(金)は東北南部ほど雲が多く、山沿いを中心に雨の降る可能性があります。

10日(土)は広く雨が降り、お出かけにはあいにくの天気でしょう。

11日(日)は天気が回復し、各地で晴れ間が期待できそうです。

最高気温は、平年並みか平年より高い所が多い予想です。南へ行くほど湿度が高く、日中は蒸し暑く感じられそうです。熱中症のリスクが高まりますので、のどが渇いたと感じる前に、こまめな水分補給を心がけましょう。

東北地方の梅雨入りはいつ?

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きょう29日(月)、気象庁は九州北部地方〜東海が「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。九州北部地方では平年より6日早く、四国地方では平年より7日早く、中国・近畿・東海地方では平年より8日早い梅雨入りです。5月の梅雨入りは、東海・近畿地方では10年ぶりです。

梅雨入りした地域では平年より早い梅雨入りとなりましたが、東北地方の梅雨入りは平年並み(南部は6月12日頃、北部は6月15日頃)の見通しです。

※梅雨は季節現象であり、梅雨の入り明けには、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。なお、この梅雨入りの発表は速報値です。秋に再検討され、見直されることがあります。

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