きょう24日夜、西の空には、金星と火星の間に月が並びます。夜もスッキリと晴れる東日本や北日本を中心に、惑星と月の共演を楽しめる所が多くなるでしょう。
きのう23日、夜空に金星と細い月が、寄り添うように近づいているのを観測された方もいたのではないでしょうか。
きょう24日夜は、金星と火星の間に月が並びます。2つの惑星と月の天体ショーが楽しめそうです。
月と金星は、薄明の薄明るい空の中でも、観察することができますが、火星は日の入りから1時間ほど時間がたち、空が十分暗くなってから観察すると良いでしょう。
日の入りの時間は、札幌19:00、東京18:46、大阪19:00、福岡19:18、那覇19:13です。
午後8時以降に観察されると良さそうです。
(国立天文台 暦計算室よりデータ引用)
あす25日にかけて、少しずつ太くなりながら東へ移動する月と、惑星たちの共演を、ぜひ楽しんでみてください。
きょう24日夜の星空指数です。
九州から近畿、東海にかけては、夜は雲が広がりますが、薄い雲が中心で、雲の切れ間から観測のチャンスがあるでしょう。
関東から北海道にかけては、すっきりと良く晴れて、天体ショーが楽しめそうです。
寒暖差が大きく、夜は風がひんやりと感じられますので、観測の際には羽織るものや上着をお持ちください。
※星空指数は、その日の夜空が天体観測に適しているかを表す指数です。天気や月の満ち欠けを考慮して計算しています。数字が大きいほど、星空が綺麗に見える可能性が高くなっています。
