サイト内
ウェブ

あす18日の関東も5月なのに危険な暑さ 都心で真夏日 内陸35℃近く 熱中症警戒

  • 2023年5月17日
  • tenki.jp

きょう17日の関東は、内陸部で猛暑日手前まで気温が上がり、東京都心で今年初の真夏日を観測。あす18日も5月としては異例の暑さが続くでしょう。5月中旬までに都心で2日連続の真夏日となれば、これまでの記録にない初めての暑さです。熱中症に警戒してください。

きょう17日 東京都心で31.6℃ 内陸部で35℃近い暑さも

画像A

きょう17日は、各地で今シーズン一番の暑さとなりました。

全国の最高気温30℃以上の真夏日地点数は、今シーズンはきのう16日が最多で41地点でしたが、きょう17日は一気に290地点以上に増え(全アメダス地点の約3割)、今シーズン最多となりました。
全国で最も気温が上がったのは、岐阜県揖斐川町で35.1℃を記録し、今年全国で初めての猛暑日に。
岐阜県揖斐川町で5月に35℃以上を観測したのは、統計開始以来、初めてのことです。

群馬県神流町や山梨県甲州市勝沼では34.8℃、前橋市で34.3℃まで上がり、関東の内陸部でも猛暑日に迫る暑さになりました。
また、東京都心では最高気温は31.6℃まで上がり、今年初めての真夏日を観測。5月中旬までに真夏日になったのは、2004年(5月11日)以来19年ぶりです。その他、水戸市で31.9℃、宇都宮市で31.3℃など今年初めての真夏日が続出しました。

あす18日も関東で危険な暑さ きょう17日より高くなる所も

画像B

この暑さで熱中症とみられる症状で、搬送される方が各地で相次いでいます。

あす18日も、関東は5月としては異例の暑さが続くでしょう。きょう17日と同じかさらに高くなる所もありそうです。
群馬県や埼玉県など一部では35℃以上の猛暑日となる見込みで、気象庁の予報で、前橋市や秩父市(埼玉県)で35℃まで上がる予想も出ています。

東京都心も30℃以上の真夏日となる見込みで、5月中旬までに都心で2日連続の真夏日となれば、これまでの記録にない初めての暑さです。
危険な暑さが続きますので、熱中症に警戒してください。

熱中症の応急処置

画像C

熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。

水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

できる限りの対策を行って、熱中症にかからないように、涼しい場所でお過ごしください。

あさって19日は雨 極端な暑さはおさまる

画像D

あさって19日には、西から雨雲が接近します。
関東は次第に雨が降りだし、午後は本降りの雨になるでしょう。この雨で、極端な暑さがおさまりそうです。

雨が予想される日には、雨の降り方や強まる時間帯など、情報に注意してお過ごしください。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
tenki.jp