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九州で真夏日 九州〜関東で熱中症に警戒・注意 あす17日危険な暑さ 警戒域が拡大

  • 2023年5月16日
  • tenki.jp

きょう16日、西日本から東日本を中心に気温が上がり、正午までに九州では真夏日を観測しました。内陸部では続々と30℃に迫る暑さとなっています。午後も気温が上がるため、熱中症に警戒、注意が必要です。あす17日は、更に気温が上がり熱中症の警戒エリアが拡大。

きょう16日 九州で真夏日の所も 関東で久しぶりの夏日続出

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きょう16日は、日本付近は南から高気圧に覆われ、上空には暖かな空気が流れ込んでいる影響で、朝から各地でみるみる気温が上昇中です。
特に、九州の広い範囲や中国、四国から関東甲信の内陸部ほど気温が上がっていて、正午までの最高気温は鹿児島県肝付町前田で30.1℃、大分県豊後大野市の犬飼で30.0℃まで上がるなど、真夏日になっている所もあります。

その他、福岡市で28.1℃、群馬県高崎市上里見で27.8℃、京都市や津市で27.5℃と早いペースで30℃に迫る暑さとなっています。
また、関東はきのうより大幅に気温が上がり、前橋市26.6℃、東京都心で25.6℃、千葉市25.5℃など、都心や前橋市など多くの所で6日ぶりの夏日、千葉市では10日ぶりとなる久しぶりの夏日となっています。

きょう16日 午後も気温上昇 熱中症に警戒・注意

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きょう16日は、このあとも気温が上がり、九州から東海、関東にかけて30℃に迫る所が急増するでしょう。
西日本や東海の内陸部では30℃以上の真夏日になる所もありそうです。関東はきのうに比べて8℃から10℃くらい、一気に気温が上がるため、暑さに気を付けてください。

熱中症情報では、九州、沖縄で「警戒」ランク、中国、四国から関東で「注意」となっていて、各地で対策が欠かせないでしょう。屋外でも屋内でも暑さに無理をせず、涼しい場所でこまめに休憩をとるようにしてください。

あす17日 広範囲で熱中症に「警戒」が必要

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あす17日は、九州から東北にかけて、きょう以上に気温が上がります。
関東の内陸部では、今年全国初となる35℃以上の猛暑日になる所も出てくるでしょう。また、真夏日地点が急増し、東京都心でも今年初めて30℃以上の真夏日になる予想です。
10日間の熱中症情報では、あす17日は、仙台や東京、大阪や名古屋で、きょうより1つランクが上昇し、熱中症に「警戒」が必要です。

あさって18日も東京都心は30℃以上の予想。都心で5月中旬までに2日連続で真夏日となれば、初めてのことになります。
5月としては記録的な暑さが続出しそうです。暑さに無理をせず、エアコンを使用するなど、熱中症にかからないように対策を行ってください。

あると便利 熱中症対策グッズ

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暑い中、外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると、便利です。

①ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。

②日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。

③扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。

④冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。

熱中症を予防するには、熱中症対策グッズを用意するだけでなく、なるべく涼しい所でこまめに休憩することや、「水分をとっている?」「少し休んだほうが良いよ」など声をかけ合うことも、忘れないでください。

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